10倍問い合わせられるホームページ文章の書き方
ホームページから問い合わせをしてもらいたい。
でも、、、問い合わせがほとんど・・・、ない。
こういった場合、ホームページに書かれている文章に原因があります。
今でも見かけますが、会社のホームページというと堅苦しい表現が多いところや、個人事業さんの場合、どこで仕入れた知識なのかは謎ですが、過剰に装飾が多いところがあります。
そこで今回は、そこそこ訪問者もいるのに、問い合わせが増えないとお嘆きのあなたへ、SONIDOがホームページ集客と制作を行うとき、いつも気をつけているポイントをご紹介します。
目次
1: 構成のルールを守る
あなたのホームページには、どのようなページがあるでしょうか?
- トップ
- ○○について
- サービス
- プロフィール
- よくある質問
- お問い合わせ
など。
SONIDOが制作させて頂いたところは、概ね10ページの内容があります。
そして、その10ページにプラスする形で、ブログ(コンテンツ)があるという感じです。
ここで気をつけてもらいたいポイントは、どのページも構成を似た感じにしておくということです。
最初に結論を言い、その理由を伝えていく。
話が変わるポイントで、見出しを入れて読み進めやすくする。
最近はスマートフォンから見られることが増えていますから、改行を気持ち多めにしておく。
すべてのページを見たときに、統一感を出しておきたいですね。
2: ウソや大げさは排除する
これはセールスコピーライターさんがよく言うことですが、
「商品やサービスを超える文章は書けない」
これを守っておきたいですね。
気をつけておかないと「盛りすぎる」場合があります。
また、無いものを「あるかのように」表現するのは、最後はお客様をなくします。
言わなさすぎはNGですが、盛りすぎは要注意です。
もし「盛りすぎだな」と思ったら、あなたの商品やサービスのレベルを1段アップさせて、文章に合うようにしておきましょう。
3: 基本の形は「AIDA」
あなたもお聞きなったことがあると思います。
「AIDA」というのは、宣伝広告における消費者の心理プロセスを表した「流れ」です。
- A:Attention(注意)
- I:Interest(関心)
- D:Desire(欲求)
- A:Action(行動)
ホームページに存在する文章は、ブログでもサービスでも、プロフィールでも、すべてこの形を基本に考えてください。
文章の最初で注意を引かないと、先へ読み進めてもらうことはできません。
注意を引いた後は、関心を引くため、ひとつでも多くの「Yes」を獲得する必要があります。
そして欲求を明確にしながら、その欲求を満たせる方法がココにあることを示しましょう。
最後に、ホームページやブログで忘れられがちなのですが、行動を起こしてもらうように具体的かつ明確に誘導してください。
人は、僕たちが考えているように、
「よし、最後まで呼んだから、問い合わせのページへ移動しよう」
などとは一切考えないと思っておいてください。
こちらから「お問い合わせはこちら」というように、具体的にどう行動すれば良いのかを提示し、行動する必要があるということを伝えなくてはいけません。
4: 段落を短くする
ホームページやブログを見ると、文章全体はすばらしく、非常に良いことが書いてある。
でも、、、
一文がダラダラと長くなり、読みづらいことがあります。
ホームページの場合、小説や文学ではありませんから、読者が興味津々で読み続ける努力をすることはありません。
どちらかと言えば、隙あらば読まない理由を見つけ出し、離脱しようと考えている。そんな風に僕は思っています。
ですから、どうしても「読み進めやすさ」が必要になります。
そこで、ポイントとしては、一文を長くせず、リズムよく読めるように、細かい段落に分割するようにしてください。
例えば、上の文章に段落が無かったとしたら、こんな風になります。
↓↓↓
ホームページやブログを見ると、文章全体はすばらしく、非常に良いことが書いてある。でも、、、一文がダラダラと長くなり、読みづらいことがあります。
ホームページの場合、小説や文学ではありませんから、読者が興味津々で読み続ける努力をすることはありません。どちらかと言えば、隙あらば読まない理由を見つけ出し、離脱しようと考えている。そんな風に僕は思っています。
ですから、どうしても「読み進めやすさ」が必要になります。そこで、ポイントとしては、一文を長くせず、リズムよく読めるように、細かに段落に分割するようにしてください。
これじゃあ、あなたも読まなかったと思います。
同じことが書いてあっても、たったこれだけの違いで読んでもらえない。
そして、読んでもらえないということは、問い合わせに「つながらない」わけですから、段落を短くするのは効果的だと言えるでしょう。
5: 形容詞を省く
ゼロにすることは簡単ではありません。
しかし、文章を書いた後に編集するとき、形容詞を省くことが出来ないかと考えてください。
形容詞は「キラキラ」文章には変身しますが、伝わりにくい文章になります。
- 「きれい」というよりも、どう綺麗なのか名詞と動詞で書き直してみる。
- 「たくさん」というよりも、具体的な数字で書き直してみる。
アメリカの有名なセールスコピーライターである「ジョン・カールトン」は、形容詞を次のように表現しています。
『形容詞は、咳ばらいと同じ。』
イメージしてください。
会話の中で咳払いが多いと、伝わりませんし、聞いている方もイライラしますよね。
これと同じだと言っています。
全く役に立たないということなのでしょう。
6: 具体性を出す
「形容詞を省く」にもつながっていますが、できるだけ具体性を出しておきましょう。
そのためには「数字」に置き換えるのが一番です。
「多くの経験」よりも「○○○社へのコンサルティング経験」の方が具体的です。
7: シンプルに簡単に書く
「文書を書く」。このように意識すると、小学校からの癖でしょうか。
身構えてしまい、かっこよく書こうとか、気の利いた言い回しをしようとスイッチが入ってしまう人がいます。
これは小説や文学、小論文を書くなら必要です。
しかし、思い出してください。
あなたがこれから書こうとしているのは、小説でも文学でも小論文でもありません。
ホームページの文章です。
そして、読者は「さぁ、読むぞ!」と気合いを入れてやってきた人ではありません。
どちらかと言えば、半分偶然にたどり着き、たまたま読んでみたら気になった。
こんな場合がほとんどです。
ですから、僕たちのホームページに必要な文章とは、相手に話しかけているような文章こそ、受け入れもらえる文章なのです。
だからと言って、おもしろネタを書いたり、冗談ばかりを書いたり、タメ口で書きましょうと言っているのではありません。
人はお金を払うとき、笑いたくはありません。
金額がいくらであっても真剣です。
ですから、親しみやすい、友人と話をするような丁寧な口調で書いてもらいたいのです。
8: 100の言葉より1の画像
あなたは「焼きたてのピザ」を文章で表現できますか?
もし文章で表現すると、いったい何文字必要でしょうか?
100文字、200文字、それとも500文字?
一方、ピザの画像がドーンと1枚あれば、文章はどれくらい必要でしょうか?
ほとんど必要ないですよね。
このように、何でもかんでも文章で表現するというのは間違いです。
画像で簡単に表現できないか、思考を切り替えてみてください。
どれだけ巧みな文章であっても、焼きたてピザがほしいと思わせられるのは、1枚のおいしそうな画像に間違いありません。
9: キラキラ装飾はNG
「キラキラ装飾」とは、今も見かける不思議な現象です。
これだけ情報が氾濫し、ホームページの文章は、
「多くても3色に抑えましょう」
と繰り返し言われているにも関わらず、多色であり、チカチカ点滅する絵文字を多用しているところがあります。
趣味のホームページならOKですが、ビジネスのホームページで、なおかつ、問い合わせをもらおうと考えているのなら、、、
そういったホームページを見た瞬間、信頼感が自分の内側からどれだけ湧き出してくるかを想像してみてください。
10: ヒーローズストーリーは注目度大
プロフィールや会社の理念を書くときには、ヒーローズストーリーを活用したいですね。
あなたも観られたことがあると思いますが、アメリカの映画でよくある、主人公が苦労し、仲間を得て、旅を続け、悪を倒す。
誰もが注目し夢中になるストーリー展開です。
このストーリー展開を、あなたのホームページでも活用してもらいたいのです。
- あなたがこれまで味わった苦労。
- どうして今の仕事を始めようと考えたのか。
- 始めようとしたときの苦悩や悩み、不安。
- まわりからの反対。
- 新しいスキルを獲得するまでの修行時代。
- 営業に回り、断られてもあきらめなかった理由。
- モチベーションをキープできた理由。
- 家族との約束や、理想の未来像。
そして、現在から過去を振り返ったときに見える、挫折がプラスになっている話。
こういったことを断片的にでも構いませんから書き出していくと、すばらしいあなただけのストーリーが組み立てられます。
今のあなたになるまで、何もストーリーが無かったということはありません。
ぜひ、あなたのオリジナルストーリーを生み出してください。
11: 説明ではなくシーンを描く
ホームページの中でも「サービス」を伝えるところで、残念なことを目にします。
どう残念のかと言いますと、
「単に、ただの、商品やサービスの説明になっている」
これは間違いではありませんが、ワン・ツー・パンチという具合に、相手をノックダウンできるような説明がほしいところです。
そこで、商品やサービスの説明に、シーンから読み解く使い方やメリットを伝えましょう。
あなたのお客様が、その商品やサービスを使うことで、どのような「良いこと」が起こるのか。
良いことが起こった後、お客様は「まわりからどのように」見られるのか。
その結果、お客様は「どのような気持ちに」なれるのか。
また、あなたがどうしてその商品やサービスを販売しているのか、という理由も伝えておきましょう。
「どっちでもいいし、売れそうだから・・・」というのなら、これは伝えられないと思います。
しかし、SONIDOのホームページを見ていただいているあなたに限って、そんな気持ちで商品やサービスの販売をしていることはないと思います。
「どうして自分はこれを提供しようと思ったのか」
このストーリーも十分に、お客様へのワン・ツー・パンチになり得ます。
12: まとめ
今回は、ホームページへの訪問者はそこそこいるのに、問い合わせが思ったように入ってこないとお嘆きのあなたへ、SONIDOが普段気をつけているポイントをご紹介しました。
このように、ホームページはデザインよりも(ある程度は必要ですが)文章で決まると言っても過言ではありません。
SONIDOのホームページが良い例になると思いますが、派手は装飾や凝ったデザインはありません。
わずらわしいネット広告もなく、いたってシンプルな作りとなっています。
もし、デザイン重視で問い合わせが増えるのなら、SONIDOは今ごろ、ここに存在していません。
あなたとこうやってコミュニケーションを取ることすらできなかったわけです。
でも、ホームページから問い合わせをいただき、ホームページを制作し、お客様のビジネスを全力でお手伝い出来ているのが現状です。
ホームページからの集客。
ホームページからの問い合わせ。
どちらも成功法則というか、成功事例はあちこちにあると思います。
ですから、SONIDOが一貫して提案している「コンテンツマーケティング」も、その中のひとつだと思ってください。
ただし、
SONIDOが提案していてる「コンテンツマーケティング」は、一過性のものではなく、長期間に渡って安定した集客と問い合わせを生み出すことができるのが特徴です。
今回は、コンテンツマーケティングの中でも重要な部分を占める「文章の書き方」について紹介いたしました。
あなたのホームページに今すぐ活用してください。
そして問い合わせを生み出してください。