求む!マーケティングの基本を知ってホームページで集客し稼ぎたい人
「ホームページから集客できれば、どんなに仕事がスムーズだろう。」
交流会へ足を運ぶ必要もなく、無駄に名刺交換することもないのは、本当に魅力的な状態ですよね。
スモールビジネスなら、アメブロとかSNSで「いいね」を押しに回ったり、シェアし合ったりする時間と労力もなくなりますから、もっと自分のビジネスへ時間と労力を使えますよね。
そこで今回は、ホームページから集客するために必要な
「マーケティングの基本」
について紹介していきます。
目次
1: ホームページ集客にマーケティングが必要な理由
「ホームページから集客するためには、マーケティングの基本が必要です。」
このようなことを、あなたも何度か聞かれたことがあると思います。
これはどういうことなのかというと、、、
「ホームページを作り、世の中に公開しても、それだけでは集客できませんよ。」
ということです。
今でも間違える人がいますが、ホームページを公開しただけで、どんどんと集客できることは、ほとんどありません。
反対に、ホームページを公開しただけでは、何も変わらないことの方が多いものです。
では、集客するために必要なのは何かというと、、、
「マーケティング」
ホームページをひとりぼっちで、ネットという広い海の中に漂わせておくのではなく、ホームページへ注目してもらうためにライトを灯し、存在をアピールし、近づいてきてもらう戦略や仕組みが必要なんです。
いかがでしょうか?
- あなたのホームページには、ライトが灯っているでしょうか?
- 存在を誰かにアピールしているでしょうか?
- 近づける戦略や仕組みが用意されているでしょうか?
もし、このようなことが無いまま、ホームページを公開しているのなら、
残念ながら、集客することはできません。
でも、、、安心してください。
次からお話する「マーケティング」についての基本を知り、あなたのホームページへ活用することで、今までよりも見込み客を集めることができるでしょう。
2: マーケティングとは何か
マーケティングとは何でしょうか?
明確な定義はありませんが、SONIDOが考えるマーケティングとは
「必要なお客様に価値を提供しお金をいただくこと」
このように考えています。
しかし、一般的にマーケティングからイメージされることはというと、
- リサーチ(市場調査や分析)
- 広告をつくる
- 概論をあれこれ使って議論する
こういうものだと思われている方もいらっしゃるようです。
ここは注意しておきたいところですね。
もしあなたが「MBA」の資格を取得するなら、調査方法や分析方法、難しいツールについて知っておかなければいけません。
でも、僕たちに必要なのは、こういった机上の話ではありません。
必要なのは
- 見込み客はどういった人たちなのか
- 見込み客は何を欲しがっているのか
- 自分の商品やサービスはライバルとどこが違うのか
- 価値を提供し、見合ったお金を稼げるのか
こういった実践的な内容です。
だから、マーケティングとは何かというと、SONIDOは
「必要なお客様に価値を提供しお金をいただくこと」
だと考えています。
3: マーケティングの基本とは
それでは、マーケティングの基本を5つ説明します。
特に難しく複雑な話ではありません。
あなたが普段から仕事でやっていることを具体的に整理するだけです。
それでは順に見ていきましょう。
3.1: あなたのお客さんは誰ですか?
最も重要なのは「誰」がお客さんなのかということです。
あなたを評価してくれ、気持ちよくお金を払ってくれる人は、どういった人でしょうか?
昨年1年間の中で、こういったお客さんが何人いらっしゃったでしょうか。
一人ひとり思い出してみてください。
お名前。
外見。
表情。
購入された内容。
金額。
どういうところを喜んでもらえたのか。
あなたがマーケティングを知り、安定したホームページ集客を実現したいのなら、あなたに価値を感じてはいないけれど、とりあえず安かったからお金を出して購入した人を「誰」にしてはいけません。
あなたに価値を感じている人こそ「誰」にするべき人です。
「売れれば誰でもいい」というのは、価格競争に入れば必ず負けます。
それではマーケティングの意味がありません。
「誰」を明確にしてください。
3.2: お客さんをグループに分けよう
「誰」が明確になってくると、あなたのところのお客様がどういう属性なのかが見えてきます。
子育て中の女性が8割かもしれません。
サラリーマン5年目の男性が7割かもしれませんね。
業種によっては
60歳以上の方が、9割ということもあるでしょう。
7割の人は、iPhoneを使っているかもしれません。
職業や年齢、性別やお住まいや仕事の地域。
家族構成なども見ていくと、どのような属性を持った人があなたの仕事を認めているのかが見えてきます。
そして、こういったグループに法則性を見つけられるのなら、あなたは今後、集客したいときにはこういったグループに近い人を狙い撃ちすることができるでしょう。
あなたのところに存在しない属性の人へ、何時間も労力を使ってセールスし集客するより、あなたのところに居る人に近い見込み客を狙う方が近道だと感じませんか?
ぜひ「誰」が明確になれば、次のステップとして「グループ」に分けましょう。
3.3: お客さんが欲しいものは?
あなたが売りたいものを、お客さんが買ってくれたらうれしいですね。
でも、お客さんはあなたの売りたいものに興味があるわけではないのです。
もっというと、商品やサービスにも直接興味がありません。
お客さんは商品やサービスを手に入れることで、どのような「得」が自分に起こるのかに興味があるんですね。
例えば、
- おしゃれですね、と言われたい
- そんなの持っているんですね、すごい、と言われたい
- どうして知っているんですか?専門家みたいですね、と言われたい
こういうことが「得」になります。
でも、ふだんの生活で、このようなことを声に出して言う人はあまりいません。
だから表面的にはわからないままですが、誰もが何かを買うとき、頭の中で必ずこういった対話を自分とやっています。
「これを買えば、私はすごいって言われるかもしれない!」
そこであなたは、この頭の中の対話へ忍び込み知る必要があります。
頭の中へそっと忍び込むことができると、お客さんの欲しいものを知ることができます。
3.4: あなたが他と違うことは?
どうしてあなたから購入しないといけないのでしょうか?
その理由を明確にしてください。
もし、あなたが提供する商品やサービスと全く同じものが、あなたの価格の半分で近くに販売されていたら、多くの人は「半額」の方へ走っていくことでしょう。
しかし、あなたから購入する理由が明確で、その理由をお客さんが評価してくれているのなら、こんな価格競争は怖くも何ともありません。
何が他と違いますか?
品質でしょうか?
納期でしょうか?
アフターフォローかもしれませんね。
権威のある取引先があることかもしれません。
芸能人の○○さんが使ってくれていることかもしれません。
探しましょう。ひとつも無いと言うことはありません。
あなたの人生はあなただけのものですから、同じような仕事をしていたとしても、その経緯は他の人とは違うはず。
なぜ、その商品を提供しようと思ったのか。
なぜ、そのビジネスを始めようと思ったのか。
こういうことも「他との違い」になります。
探してください。
3.5: 価値と集金
あなたは自分にしかない価値を提供することができます。
それも、あなたの価値を評価してくれる人にだけ提供できます。
ということは、間違いなく人が集まってきます。
そして売れます。
ホームページも同じで、お客さんへ価値を提供すると集客できます。
でも、ここで満足しては「マーケティング」ではありません。
このままでは、ただの「アクセス数アップ」「PVアップ」でしかありません。
僕たちに必要なのは、価値を提供し集まってもらい、商品やサービスを購入してもらい、集金することです。
月間5万PVとか10万PVとかあったとしても、購入してもらえなければ、意味がありません。
お金につながる「問い合わせ」をしてもらえないのなら意味がありません。
これでは「マーケティング」を知らないのも同然です。
だから、あなたには価値を提供し集客した後、必ず集金する方法を用意しておく必要があるんです。
集客してもお金に換えられないのでは、あなたのホームページ集客はそこでおわりです。
ディズニーランドを思い起こしてください。
アトラクションで楽しませ(ここ価値ですね)、終わってから外に出るまでの間に、いったいいくつのショップ(集金場所ですね)があるでしょうか?
価値提供と集金システムの両立。
この仕組みが出来てこそ「マーケティング」と言えます。
4: まとめ
今回紹介しました「マーケティングの基本」は、ホームページから集客して売上を増やしたい人に、知っておいてほしい内容です。
マーケティングは油断すると
「分析して楽しむもの」
になってしまいがちです。
当然、マーケットを分析することも大切ですし、そういう仕事をされているところもあります。
これがビジネスにとって間違いというのではなく、僕たちに必要なのは、大きな市場を分析して時間と労力を使うよりも、
「自分のお客さんの中から理想の「誰」を知り、「誰」が欲しいと思っていることを知る」
こちらに時間と労力を注ぐようにすることだと思うんです。
そして、最後に重要なのことは、集めるだけではなく集金する仕組みを持つこと。
これがなければ、ビジネスは破綻します。
価値の提供に見合った集金の仕組みこそ、いつまでもお客さんから選ばれる条件だと思います。
難しいマーケティング用語を覚えるよりも、今回紹介しました基本的なところを先に押さえて実際に活用してみてください。
せっかく手に入れた知識を、タンスの引き出しの奥へ大事にしまったままでは、何も変化は起きません。
さっそく今日から活用してみてくださいね。