えっ!?商品の売り方は「気合い」じゃない?必要なのは「マーケティング」です!
いい商品なのに売れない。
いいサービスなのに売れない。
最高の技術なのに売れない。
最高の品質なのに売れない。
でも、
そんなに良くない商品なのに売れている。
そんなに良くないサービスなのに売れている。
そんなに技術が高くないのに売れている。
そんなに品質が飛び抜けて良くないのに売れている。
納得できないことですが、現実にはこのようなことが起こっています。
そして、あなたも遭遇したり、巻き込まれたことがあるかもしれません。
では、どうしてこんなことが起こるのかというと、、、
その理由を今回は紹介したいと思います。
目次
1: 必要なのはコレ
「いいものが売れる」とは限らない。
残念ながら、これは真実です。
どうしてこんなことが起こるのかというと、こういうことです。
「市場に適した商品やサービスではない」
だからビジネス関係の本では「魚釣り」の例えが出てきます。
「魚がいる池で釣りをしよう」
そして
「魚が食べたいエサで釣りをしよう」
こういってしまうと「当たり前」のように聞こえます。
でも、これが守られていないことが多いです。
また、これから商品やサービスを提供しようとしているのなら、市場に適しているかどうか「わからない」ということもあります。
そこで必要になるのが「おいしそう」に見えて伝える仕組みを持つこと。つまり「マーケティング」の力を活用すること。
マーケティングには、この「おいしそう=よさそう」というアピールこそが大切です。
最も売れる商品やサービスは「よさそう」なんです。
「よさそう」に見せますし、「よさそう」に伝えます。
いかがでしょうか?あなたの商品やサービスは
「よさそう」
でしょうか?そのように話し、伝わっているでしょうか?
まず、必要なのは「マーケティング」という「よさそう」に見えて伝える仕組みを持つことです。
2: 商品の本質を知る
マーケティングの仕組みを持つためには、商品の本質を知る必要があります。
このように説明すると、商品の特徴や長所を本質だと考えられる方がおられます。
でも、ちょっと待ってくださいね。
この場合の商品の本質とは「特徴」「長所」ではありません。
例えば、「香水」を考えてみましょう。
「香水」は「香り」が特徴であり長所です。
しかしファッション雑誌の広告を見ても「香り」はしません。
テレビやネットの広告を見ても「香り」はしません。
特徴も長所も広告では活かせていません。
でも、売れるのです。
それはどうしてでしょうか?
答えは、香水のブランドは「本質」を知っているからです。
この場合の本質とは、お客様が購入した先にある「希望」や「夢」です。
この希望や夢は、幸福感とも言えるでしょう。
「この香水を手に入れると、広告のようになれるかも」
これが希望と夢を売っているということです。
だから、広告から「香り」がしなくても売れるんです。
このように、商品の「本質」を知ることで、マーケティングが出来上がるのです。
3: 自分のポジションを確立する
「よさそう」「希望」「夢」は必要です。
でも、これ以外にも大切なことがあります。
それは「信用」です。
「なぜあなたが言うのか」
「なぜあなたから買わないといけないのか」
ここをクリアする必要があります。
例えば、ピカソの絵があなたの目の前に1枚あったとしましょう。
あなたは今日初めて出会ったチャラい服装の男性から
『この絵、ピカソなんすよね~。格安だから買っときません?』
と言われたとすると、あなたはこの絵を「ピカソ」の絵だと信用するでしょうか?
また、もう一人、今日初めて出会った男性から、次のように言われたとします。
『私は国立○○美術館の者です。この絵はピカソのものでして、美術館も公式に認めています。今ならオークションに掛かる前ですので格安で購入できます』
どちらも同じ絵で本物だったとしても信用度が違いますよね?
これと同じように、あなたが商品の本質を知り伝えたとしても、その後ろにあなたの信用度が感じられないと「購買」という行動は生まれません。
そこで必要となるのが、自分のポジションの確立です。
「○○の専門家」というポジションですね。
そして、同時にあると信用度がアップするのは
- 熱意
- 権威
ですから、
- 専門性
- 熱意
- 権威
この3つを明確にし持つことが、自分のポジションを確立することになります。
あなたはこの3つを意識していますか?
そして、3つを持っていますか?
もしこの3つを意識せず、持っていないのなら、今日から手に入れるようにしてください。
4: 発信しないと始まらない
さて、マーケティングの仕組みに必要なことがわかったところで、実際に仕組みを作った後、どうやって伝えるかという問題があります。
商品やサービスの本質。
自分のポジション。
これをどうやってお客様になりえる人へ伝えるのか。
方法はいろいろとあります。
限定的な地域ビジネスなら「折り込みチラシ」というのもありですね。
反対に広く知ってもらいたいなら「ホームページ」を活用しましょう。
どちらにしても「発信」することが肝心です。
知られていないことは、商品やサービスが存在しないのと同じです。
5: ワンランク上を目指すならコンテンツ重視に
マーケティングにホームページを使う場合、ただホームページがあるだけでは、誰も興味を持ってくれません。
その理由は、ホームページが星の数ほどあるからです。
googleを使って検索してみるとわかりますが、検索結果には何十万件というホームページやブログが出てきます。
この沢山あるライバルの中で、あなたのホームページは「目を引く」ことが必要になります。
そこで目を引くために必要となるのが「コンテンツ」です。
コンテンツとは、ホームページやブログで紹介している「お客様に役立つ情報」のことですね。
従来のようにただホームページやブログを持つだけでは、今は他のところから一歩抜け出すことはできません。
反対にどんどんと埋もれていき、見つけてもらえなくなるだけです。
これではもったいないですから、発信するためにホームページやブログを選んだのなら、ステップアップし他のライバルから抜け出すため「コンテンツ」を重視した
「コンテンツマーケティング」
という仕組みに挑戦してください。
6: 勇気はいるがフリー戦略を導入しよう
感情では理解しにくいことですが、無料で役立つ情報を提供するという
「フリー戦略」
があります。
これは
- 飲み放題
- 食べ放題
- デパ地下の試食
これらと同じだと考えると理解しやすいですね。
「フリー戦略」の場合、無料で多数の顧客を広く集め、その中の数%の顧客を有料のプレミアム商品やサービスへ移行してもらうという仕組みです。
「8:2の法則」というものがありますが、売上の多くを占める2割の顧客を獲得するための仕組みとも言えます。
コンテンツマーケティングに「FREE戦略」を付加して、より役立つ情報を無料で提供し、顧客をより多く獲得するような仕組みを作り、あなたのビジネスを成長させましょう。
7: まとめ
売るという事が「気合い」で解決できれば、それはそれでいいですね。
それも解決策としては「あり」だと思います。
でも、いつも「気合い」だけでは解決できないですし、安定した売上を見込むことは簡単ではありません。
だから今回の話で出てきた「仕組み」が大切なのです。
あなたは自分のビジネスを成長させる仕組みを作るために、商品やサービスの本質をもう一度深く理解するようにしてください。
そして、あなたは何の「専門家」なのか。
ご自身のポジションを確立してください。
その後、仕組みを構築し強化する方法として
- ホームページを使った発信
- コンテンツマーケティング
- フリー戦略
などを活用することもできます。
もし、今回のような理由で悩んでおられるなら、この記事を参考にしてください。
そしてもう一度、あなたの商品やサービス、ポジションを見つめ直してください。
きっと解決のヒントが見つかることでしょう。