集客の戦略とは!?
今日のテーマは「集客の戦略とは!?」です。
1346年8月26日、
フランス北部のクレシーで
フランス軍とイングランド軍が激突しました。
戦略に勝るイングランド軍の死傷者がわずかであったのに対し、
フランス軍は先鋒の司令官アランソン伯をはじめ
騎兵1400人と歩兵3800人が戦死しました。
イングランド軍の圧勝でした。
イングランド軍の戦略は飛び道具の違いにありました。
フランス軍が弩を用いたのに対し、
イングランドは長弓を戦略的に用いていました。
弩はフランス語ではアルバレート
英語ではクロスボーと呼ばれる、ばね仕掛けの弓です。
それまでの弓にくらべ命中精度が高く、
矢に込められる力も殺傷力も強いです。
対する長弓は弓の長さが
1メートル70~80センチもあり、
英語ではロングボーと呼ばれます。
弩よりも軽くて扱いやすく、
有効射程距離も矢に込められる力も弩より上です。
だが、この二つの武器にはより決定的な違いがありました。
それは【発射時間】です。
長弓の場合、よく訓練された弓兵ならば
一分間に十本から十二本の矢を射ることができました。
一方の弩の場合、どんなに熟練した者でも
一分間に二本を射るのがやっとで、そのうえ
重くて故障しやすいという難点もありました。
また、弓兵に対する考え方にも大きな違いがありました。
イングランド軍の弓兵がイングランド人の正規兵なのに対し、
フランス軍の弓兵は全員、ジェノヴア人の傭兵からなっていました。
イングランド軍が騎兵と弓兵を戦略的に
相互補完的なものととらえ巧みに連携させていたのに対し、
フランス軍では戦略もなにもなく、
戦いの主役はあくまで由緒正しい家の騎士であり
騎士たる者が飛び道具を武器とするなどもっての他、
弓兵は補助的な役割にすぎず、立派な鎧兜はおろか
馬さえ持だないジェノヴァ人に頼るのは
騎士のプライドが許さなかったのです。
フランスはクレシーの敗北から何も学ばず、
戦略もなく、次なる会戦を迎えました。
1356年9月19日、フランス王ジャン二世は戦略もなく
イングランドの太子エドワード率いる軍勢と
フランス中西部のポアティエで激突して、大敗北を喫しました。
フランス軍の戦死者は2500名を数え、
国王ジャン以下多くの貴族が捕虜とされました。
それから半世紀あまりのちの1415年10月25日、
戦場となったのはフランス北部のアジャンクール、
ヘンリー五世率いるイングランド軍は騎兵1000、弓兵5000の
合計6千人、対するフランス軍は総勢4万人です。
戦いは短時間で決着しました。戦略を用いたイングランド軍の圧勝でした。
イングランド軍の戦死者が100人に満たなかったのに対し、
フランス軍は戦死者だけで4500人、捕虜も1000人を数えました。
クレシー、ポアティエの轍を踏んだあまりにも惨めな敗北でした。
イングランド軍の勝利は戦略によるもので
フランス軍の戦略よりプライド優先の無策に助けられた面もあるが、
三度の会戦とも兵の数では劣勢ながら戦略的に、
飛び道具の優勢のみに頼らず、
それを最大限に生かす戦略に則った
◆包囲して盾を無力化
◆後退しながら距離を保つ
ということを徹底したポジショニング戦略と
戦術の勝利という一面があります。
これは集客の戦略についても全く同じ事が言えます。
つまり、あなたの商品やサービスの強み、競合するライバルとの差別化を
活かすために1つ1つの戦術が決まってくるのです。
例えば
商品がめちゃめちゃ良くて、
一度お客さんに体験してさえすれば
売れるような商品やサービスなら、
戦略としては、どうやったら見込み客に試してもらえるか?
だけを考えればいいのです。
◆試食
◆無料お試し
がそれに当たるでしょう。
あなたの人間性がすばらしく、
アポイントを取って会うことさえ出来れば
絶対売れるのであれば、戦略はどうやって会うかだけを考えるのです。
◆テレアポ会社にアポイントを委託
◆セミナーや交流会に参加
などがあるでしょう。
安さが強みなら、戦略は
◆広告を出しまくる
だけでいいでしょう。
もしも、あなたに強みが無く戦略が思い浮かばないのなら
強みを作るために勉強するか、買うか、探すかしなくてはいけません。
それから、あなたの商品サービスの強みを最大限に活かせる
戦略を考えてみてはいかがですか?
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