【必見】ブログが書けない人へ。良質なコンテンツを書くコツとは?
会社や企業としてブログを運営するケースが非常に多くなっており、特に2011年以降この傾向が目立ってきました。
大抵の場合、こうしたブログを設立する目的は「企業の知名度アップ」と「新規顧客獲得数の増加」の2つでしょう。
とはいえ、わずか数カ月でアクセス数が数万~数十万アクセスに達するような事例もあれば、何年経ってもアクセスが伸びないというケースもあります。
ブログの担当者であれば「どうしてアクセス数が伸びるような内容のブログが書けないのだろうか」と落ち込んだりすることがあるでしょう。
あなたも自社で運営しているブログに対するアクセス数が低調であることに頭を悩ませ、「どうしても良いブログが書けない」と感じているかもしれません。
企業ブログを成功させる上でポイントとなるのは「ブログの目的を正確に把握すること」と「ユーザーに対して正しいアプローチでコンテンツを製作すること」の2つが挙げられます。
目次
魅力的なブログ作りには正しい目的意識が不可欠
企業ブログを運営して行く中で直面する問題として、「ブログへのアクセス数は伸びているのに売り上げにはそれが反映されていない」というものがあります。そうした状況になると「ブログを書くという作業は無駄なのでは」と判断してしまいがちです。こうした場面で思い起こすと良いのは「企業ブログは認知度と好感度を高めるためのツールである」という点です。
ネットユーザが特定の企業ブログを定期的に見る理由は大抵「その会社に関して何か面白そうなネタ・情報を知りたい」というシンプルなものであり、「その会社の商品について詳しく知りたい」というケースはほとんどありません。
また同業他社で働く従業員が情報収集のためにチェックしているケースも少なくありません。なのでブログの閲覧数が増えたとしてもその伸び率に比例して売り上げや業績がアップすると期待するのは現実的ではないのです。時折「アクセス数が伸びた今がチャンス」と考えてブログの内容を製品紹介や広告だらけにしてしまう人がいます。これはブログを見る人の動機を正しく把握していない行動と言えるでしょう。
むしろブログ内のコンテンツをいっそう興味深いものにすることにより、企業としての良い印象をさらに広げていくことが重要となります。
コンテンツを作る時に見定めるべきポイント
ブログ内にあるコンテンツを製作する場合、まず決めておかなければならないポイントが3つあります。
1つ目は「ターゲット」、2つ目は「独自性」、そして3つ目は「更新頻度」です。
ターゲットを定めよう!
企業ブログはただ単純に会社で起きたことを羅列したり、新しい製品に関する情報を漫然と記載することで閲覧数が伸びる、ということはありません。メーカーが商品開発をする場合と同様、まずは「誰にその内容を読んでもらいたいのか」という明確なターゲットを見定める必要があります。
化粧品メーカーであれば「30代OLで、肌荒れに悩んでいる人」や「肌質の変化に戸惑っている40代の女性」というように読者のターゲットを設定します。
労働派遣事業を営む企業であれば「正社員雇用が獲得できずに困っている30代後半男性」や「大学を卒業したものの正規雇用として働いたことが無い20代アルバイト」といった設定ができるでしょう。
ここでより具体的にターゲットを絞っておくことにより、コンテンツの内容が大きくぶれてしまうということを避けられます。
「ターゲットに関する条件を一般的にした方が、より多くの人の関心を引くことができて効率的なのでは」と考える人もいます。
ただ詳細をきちんと設定しておかないと、いざコンテンツを作成する際に焦点を絞ることができず、提供する情報がまとまりのないものになってしまいがちです。
なので核となる読者ターゲットをきちんと絞っておきましょう。
独自性ってなんだ?
ブログを運営している企業はとても多くなっているので、ブログ内に一般的な情報を書くだけでは他との差別化を図ることが難しいのが現状です。
なので自社のブログに対するアクセス数を伸ばしたいと思うのであれば、強い独自色を打ち出していかなければなりません。
極端に言えば「このブログでしかこの情報は手に入りません。世界中どこを探しても他の場所では決して見つかりません」という何かを持っていれば、アクセス数は間違いなく伸びていくと期待できます。それを見定めるために、まずは「自社にしかない強み」や「他の会社は持っていない自社だけのノウハウ」などをリストアップしてみましょう。
続いて、競合他社の運営しているブログを徹底的に調査し「どんな特色を持っているか」「自社の持つ強みと重なっていないか」をチェックしていきます。
そうすることでコンテンツの方向性を定めることが可能となりますね。
時間を作ろう!更新頻度をあげよう!
更新頻度を一定に保つこともアクセス数を維持するための重要なポイントです。「ブログを立ち上げた当時は頻繁に更新していたんだけど、アクセス数が増えないからだんだん億劫になった」というケースが多いようです。ただし更新頻度があまりに空いてしまうと、これまで定期的に閲覧していたネットユーザーも離れていってしまう結果になりかねません。
なので「毎日17時」や「毎週金曜日の18時」など、更新のタイミングを決めたらそれを遵守することが肝要です。
この定期性を保つことが「きちんとした企業」というイメージにも大きく貢献すると言われています。
充実したコンテンツ作成のさらなるカギとは
ブログ内のコンテンツが有用かどうかを決めるのは、書いている企業側ではなくそれを読むユーザーです。なので充実したコンテンツを作るためには「ユーザーの心に訴える情報」を記載しましょう。そのカギとなるのは「実際の体験談」です。
特定の商品に関して機能や価格情報を調べたいのであれば、大抵のネットユーザーはメーカーの公式ページに直接アクセスして調査を行います。保険の契約などに関しても、月々の保険料を調べたいのであればやはり公式サイトで調べることでしょう。
一方商品の使い心地や機能性、あるいは実際に保険を利用した時の対応速度などを調べたいと思う時には、大抵のユーザーがブログで具体的な体験談を検索します。
企業がブログを運営する場合には、この違いを念頭においてブログ内のコンテンツを整備していく必要がありますね。自社の製品をブログ内で紹介する場合にも、管理者に対して期待されているのは「値段」や「機能」ではなく、「使用してみた感想」や「使っていて気になった点」など、「ユーザー目線の情報」つまり「付加価値のある情報」なのです。
たとえコンテンツにどれだけ情報量があったとしても、「コピペしたような内容」とユーザーから判断されてしまうならほとんど価値はなく、また企業に対するイメージの失墜にもつながりかねません。
もしあなたが会社のブログを管理しているものの「方向性が見えず、もうブログが書けない」と悩んでいるなら、まずは「ブログを読んでほしいのは誰か」を思い起こしましょう。
続いて「独自の情報があるか、体験談などを載せているか」という点もチェックしてみてください。
そのようにユーザー目線に立った独自性のあるコンテンツを作ることで「また読んでみたい」と思わせるブログが出来上がっていきますよ。
参考にしてみて、ブログが書けないマインドをぶっ壊してください!
継続できるかがとにかく重要なのです。ひたすら書いていけば、良質なコンテンツに近づいていきます。
後は完璧を求めないでください!完璧はありませんから。
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