集客の問題解決に取り組むポイント
店舗や事務所をお持ちの方にとって集客は、今後も仕事を継続しながら自らの生活水準を高めていくために不可欠な要素です。
そのため多くの方々が集客の問題解決に取り組まれています。しかし、残念なことに上手くいかないところが多いというのも現実。
今回は、集客問題解決に取り組むポイントについてお話していきます。
目次
1: 集客できない問題を解決できないと・・・
僕も独立した頃に経験していますから、大変よくわかります。もし、集客できないままだと、こんなことが起こります。
(1)不安定
集客できないということは、仕事がないということになります。
集客できない=お客さんがいない=仕事がない=収入がない=お金がない
「ナイナイづくし」の負のスパイラルのまっただ中へ入っていきます。こうなると金銭的な不安定が顕著に出てきますが、それよりも不安定になっているのが精神状態です。
精神状態が不安定になっていると、カラダが上手く動かなくなります。当然ですが、頭も動かなくなります。最後にはココロも動かなくなります。
最後には、何もやる気がおきないとか、何かやっても見当違いなことばかりやっているとか、プラス要素から離れていくことになります。
(2)借金
つづいて投資ではない借入が発生するようになります。
銀行から借入する人もいれば、親兄弟から借入する人もいます。
どちらにしてもプラスの投資ではなく、マイナスの借金ですから気が焦ってしまい上手くお金を活用できません。
よくあるのが、使うべきところでケチってしまい、時間と労力を浪費し、最後はお金が底を尽きてしまい復活不可能というパターンです。
(3)解散
借金が重なってくると返済が難しくなります。すると、従業員が数人でもいらっしゃるところなら「解散」ということもあり得ます。
(4)倒産
最後は倒産です。資金繰りが焼き付いてしまった結果です。どうしようもありません。
特に日本の場合「ワンストライクで退場」という風潮が強いため、海外のように復活することが難しくなります。
(5)プライド
生活水準の低下、借金が増える、解散や倒産。こういうのは経験したくないですが、あくまでも自分がやったことにたいする結果なので納得できる部分があります。
しかし、どうしても納得できないままになり、受け入れられないままココロの奥でマイナス感情になるのが「プライド」の喪失です。
このような状態になると、邪な考えが顔を出してしまう人が増えます。例えば、
- 人を騙しても良いから稼いでやろう
- 暴力もいとわない(最近の犯罪のやり口です)
- 口先だけで稼いでやる
偶然だったとしても稼げると嬉しいので続ける人がいますが、実際はプライドが落ちぶれ、人でなしになっているだけなので自己評価はぐんぐんと下降し、幸せな人生を歩むことが難しくなります。
人生の中での出来事としては「たかが集客問題」なのですが、本当に上手くいかない時期が長くつづくと、こんな結果になってしまいます。
こんな人生を歩む前に、集客問題に気づいているのなら今日から対策していきましょう。
2: 集客問題解決は課題発見から
集客問題解決を行うためには、課題発見からスタートしなくてはいけません。適当に何かをすれば改善する。そんなことはありません。
(1)新規が来ない
「自分のところには新規が来ない」
このような問題を持っているのなら、問題を解決する糸口としては次の2つがあります。
- 見込み客はいるのか
- 既存客から紹介されることはあるのか
あなたのところでは、どちらが課題になるでしょうか?
見込み客がいないのであれば、認知される活動を強める必要が出てきます。例えば、看板やチラシ、ホームページなどですね。
紹介されることがないのなら、こちらから紹介したくなる理由を提供しましょう。黙っていても他人が気を利かせて紹介してくれることはありません。自分から「紹介してください」と伝える勇気が必要です。
(2)リピートされない
リピートされない問題があるのなら、なぜリピートされないのか理由を見つける必要があります。
例えば、こんな課題を持っているところもあります。
- お店に行く理由が見つからない
- お店の満足度が低い
- 商品の価値が見えない
一度は足を運んでくれたお客様です。しかし何らかの不満がある、または価値が見つからないためリピートされていません。
(3)広告の効果がない
広告をいくら出しても効果が感じられない。この問題をお持ちの場合。
まずは、期待している効果と現実の効果から課題を見つける必要が出てきます。
よくあるのが、広告の出しっぱなしです。出した後は何も計測していない状態です。これでは課題を見つけられません。
広告とは常に結果を知り、判断しなくては良いものになりません。
3: 課題を解決するために必要なのは○○です
問題から課題を見つけたら、具体的な解決策を決めていく必要があります。
ここで重要なのは。解決策を見つけるステップです。
(1)問題の可視化
まずは問題を可視化しましょう。
認識のズレを減らせる方法としては、数字で可視化することです。
月間の集客数を洗い出す。過去3年の実績を可視化しても良いですね。
(2)深掘り
可視化した後ですが、さらに深掘りしていきます。
先ほどの例の続きなら、月間の集客数の中で、
- 新規:○○人
- リピート:○○人
- 紹介:○○人
このように深掘りしても良いですし、
- 年齢別
- 性別
- 時間
- 曜日
- 天候
こういうので分析し深掘りしてもOKです。
とにかく、自分の仕事の中で、何らかの繰り返されている特徴を見つけることが大切です。繰り返されている特徴が見つかると、その特徴が良いのか悪いのかを判断することができます。
(3)質問
繰り返される特徴が見つかったら、「なぜそうなのか」と自分たちに質問を投げかけてください。
- なぜ男性が多いのか
- なぜ2月の集客が多く、8月は少ないのか
- 広告を出した週は少ないけれど、2週間後から増えるのはなぜなのか
こういう質問を投げかけることで、絶対とは言えませんが可能性の高い推測が出来るようになります。
(4)具体的解決策
推測ができるようになると、スピーディーに解決策を練り上げスタートさせます。
集客の問題解決に「絶対」はありません。テストの繰り返しによって自分たちに合った方法を見つけるのが正解です。
100回やって99回失敗しても良いんです。最後の1回が成功すれば、その1回をこれから繰り返し使っていけば集客問題も解決します。
ちなみにSONIDOもイヤと言うほど失敗しました。でも、その中の1つが成功しました。だからこそ、ホームページだけで仕事をさせてもらえています。
4: 集客問題解決のアイデアを紹介
集客問題解決のアイデアを紹介しておきます。
(1)MEO対策
店舗ビジネスの方なら商圏が決まってきますので、地図を使ったMEO対策がおすすめです。
スマートフォンの普及によって、Googleマップを使って検索されることが増えました。そのため、地図上にお店の情報が表示されていると認知してもえることになります。
また、認知された結果として来店まで進んでもらえる可能性が高くなります。
(2)SEO対策
地域密着ビジネスや、特定のキーワードで検索されるビジネスの方はSEO対策を行いましょう。
SEO対策は高額商品を扱っているビジネスに向いています。例えば、
- リフォーム業
- 建設業
- 建築業
- 解体業
- サロン
そこそこ費用が高いので、あれこれ検索して、じっくりと調べてから行動したい。そんな商品やサービスに向いています。
そのためSEOキーワード対策としては、地域名+サービス名での対策は必須です。
- 藤沢 リフォーム
- 藤沢 無垢材建築
- 藤沢 家 解体
- 藤沢 エステサロン
(3)SNS運用
見た目の印象がビジネスに繋がりやすい場合は、SNS運用も効果的です。
- アパレル関係
- 美容関係
- スポーツ関係
- 飲食関係
- 食品関係
画像が効果的なのでインスタグラムを使うところが多いですね。
マニアックなジャンルならツイッターも効果的です。
(4)ポータルサイトの活用
「ホットペッパービューティー」のような、業界でダントツの地位を持っているポータルサイトが存在するなら活用しましょう。
誰もが知っているサイトなので、探す人もココからスタートします。ということは、見てもらえる可能性が高いということです。
5: まとめ
集客の問題解決は、気になっているのなら先送りにしてはいけません。今すぐ行動する必要があります。
「何とかなるだろう」と楽天的に考える力も経営者には必要ですが、その裏では「何ともならない場合」を想定し、少しでも余裕のある時期にテストしておくことが不可欠です。
よくあるパターンなのですが、どうしようもなくなったタイミングで「ホームページで集客したいです」と言われることです。
こういう状態になっていると、お金も時間も労力も、どれも余裕がありませんので
- SEO対策で半年ガマンできない
- 広告を出す予算がない
- コンテンツの更新なんて無理
- SNSを投稿する時間がない
こんなことになっていますから、僕としても「申し訳ないですが、無料でスグに効果がでる方法というのがないのですみません」というしかありません。
集客問題の解決は、ホント、余裕のあるときにスタートしてテストして自分独自の勝ちパターンを見つけておくことが大切です。
SONIDOも余裕のある今年、新しい集客方法を模索していきます。あなたもテストから進めていただけたらと思います。
集客の課題発見とやるべき行動を見つけることも無料相談で行っております。
「やるべきことが明確になってスグ行動できました」などのお声もいただいておりますのでお気軽にご相談ください。