検索順位が上がらない原因と11の解決方法
ホームページから集客しようと考えている方なら、誰もがとっても気になることがありますね。
それは「検索順位が上がらない」とき、どのような原因が考えられ、その原因を解決するための解決策は何なのかということ。
今回お話する内容には、検索順位が思っているように上がらない原因である2つのポイント。
また、2つのポイントを解決するために使える11の方法を紹介しています。
「いくら記事を書いても検索上位にコンテンツが顔出さない。」
そんなあなたに役立つ内容となっています。
それでは早速、順番に読み進めていただき、あなたのホームページをパワーアップしてください。
目次
1: 検索順位が上がらない原因とは
検索順位が思っているように上がらない原因には、大きく分けて2つのケースが存在します。
それぞれの原因を見ていきます。
1.1: 技術的な原因
ひとつはホームページに関わる技術的な原因です。
場合によっては、あなただけではどうしようもない場合もあることをまずは知っておいてください。
そういう場合には、ホームページを制作した会社へ相談し改善してもらうか、別のホームページ制作会社と契約して、新しい集客用ホームページを作り直すかを検討してください。
それでは、技術的な原因を見ていきます。
(1)ホームページの構造が複雑
これは、意外にもあるあるです。
パッと見た感じ、モダンでハイセンスなデザインが使われているのですが、どういうページ構成になっているのかを知らない人から見ると
- どこに何があるのかわからない
- どこを押せば良いのかわからない
- 自分の知りたい情報があるのかわからない
- 押したつもりはないのに画像が動いて鬱陶しい
- 画像がスライドして疲れる
こんなことが原因で不満が起こります。
こういった複雑な(制作者は複雑だとは思っていません)ホームページは、検索業界を握るGoogleのシステムから見てもわかりやすい構造だと判断されにくくなります。
ということは、Googleから高い評価をもらえないため、検索上位になる可能性が下降。
人間にもコンピューターにもわかりやすくて優しい、そんなシンプルな構造が必要です。
(2)表示が遅い
Googleはユーザーの使い勝手も評価にプラスしていると言われています。
そのため、検索結果から選んだとき、表示されるまでに時間が掛かると良い評価をもらえないことがあります。
あなたも過去に経験があると思いますが、検索結果からクリックして選んだのに、表示されるまでに「応答していません」メッセージが表示され、そのまま30秒、60秒、2分と時間だけが無駄に過ぎた。そんなこともあるでしょう。
こういったユーザーに優しくないホームページは、評価が増えていきませんので、検索順位も上がりにくくなります。
1.2: 内部的な原因
ふたつ目は、内部的な原因です。
現在では、こちらが検索順位の上がらない原因になっているところが多い気がします。
(1)情報がNG
ホームページから公開している情報。
これは会社のサービスや商品の説明もありますし、ブログ形式で最新情報の場合もあります。
これらの情報は、ただ在るだけではいけません。
Googleが複雑なシステムやAIを導入して判断したとき、
「これは探している人に役立つだろう」
と思ってもらえなければいけません。
反対に「役立たない情報なんじゃないか」と判断されると、検索結果に載ることもなくなります(圏外という状態です)。
(2)ブラックテクニック
検索順位を急激にアップするためには、今でもブラックなテクニックが存在しています。
ブラックなテクニックは、Googleの検索システムを騙している状態ですので、Googleにバレるとペナルティが課せられます。
ペナルティが課せられると、検索しても結果の上位に出てくることはありません。最悪な状態としては、検索しても何も引っかからないことにも発展します。
もし、あなたのホームページで「結構良いコンテンツなのに順位がアップしない」という場合、Googleサーチコンソールというツールから、ペナルティが課せられていないかどうか確認してみてください。
(3)最近公開した
いくら質の高いコンテンツを投稿しても、最近公開したところだと検索順位は思うように上がってきません。
Googleの検索順位を決めるルールの中には、ホームページのドメインが古い方が長く運営しているため信頼があると判断をしているらしいのです。
まず公開後3ヶ月間は様子を見ましょう。
そして、ジワジワと順位が上がってくるのは半年後くらいです。
(4)読みにくい
Googleが検索順位を決めるとき、文章の読みやすさをどれくらいの精度で判別しているかはわかりません。
しかし、仮にGoogleを突破し、検索結果の上位に表示され、クリックされたとしても、読みにくいコンテンツだと訪問者が感じたなら、そこで離脱されて当然です。
結果的に、滞在時間も短くなりますし、直帰率もアップします。
こういう結果が続くと、良い評価をGoogleから得ることは難しくなります。
どうしてかというと、Googleは読み手にとって役立ちやさしい内容を求めているからです。
2: 検索順位を上げる方法
それでは気になる検索順位を上げる方法についてお話していきます。
一つひとつ、ご自身のコンテンツと確認しながら、改善点を見つけてください。
2.1: 役立つ情報にする
集客ホームページから発信する情報は、基本的にお役立ち情報(Howto系)がおすすめです。
どうしてもネタがなくなると、日記を投稿する人もいますが、芸能人や著名人なら日記もOK。
しかし、僕たちのような一般人の場合、日記は投稿内容によって敵を作ることがあります。
また、日記を読んで役立つことはほとんどの場合ありませんので、集客効果を高める役には立ちにくいと言えます。
2.2: ワンコンテンツ・ワンアイデア
コンテンツを作るとき、1つのコンテンツは1つのアイデアになっているでしょうか。
あれもこれも詰め込んでしまって、1コンテンツ複数アイデアになっているものはありませんか?
1つのコンテンツに複数のアイデアが混ざり込むと、とたんに理解することが難しくなります。
どうしても2つのアイデアを公開したのなら、それぞれのアイデアに分割してコンテンツを作るのがおすすめです。
2.3: 探されているキーワードを選ぶ
検索結果の上位へ入るためには、キーワード選定が大切です。
キーワードには、実際に検索で使われているキーワードと、誰も使っていないキーワードがあります。
あなたのコンテンツは、どちらを使っているでしょうか。
検索するとき、実際に入力されるキーワードを選ぶようにしてください。
2.4: キーワードを含める
選んだキーワードは、コンテンツへ含めないと効果は出てきません。
では、どこに含めるのかというと、
(1)タイトル
コンテンツのタイトルにキーワードを含めましょう
出来るだけ左寄りに入れるのがポイントだと言われています。
(2)概要
コンテンツには「Description(概要)」という部分があります。
ここにもキーワードを含めておくと、検索結果に関係してきます。
2.5: タイトルを見直す
キーワードを含めることで表示回数は劇的にアップした。
でも、検索結果からクリックしてくれることは少ない。
こういった場合、SEOという視点では良いコンテンツなのですが、実際に検索結果を見たとき、思わずクリックするという行動を起こさせるほどのパワーがタイトルにはないことを示しています。
ターゲットの心に響くような、関心のある言葉に見直してみてください。
クリックされることが増えると、検索順位の上昇も期待できます。
2.6: 読み進めやすいかチェックする
ジワジワと検索順位の評価を上げ、安定して上位を狙いたい場合には、コンテンツそのものが読みやすくなっていないといけません。
検索結果からクリックされ、読みにくいコンテンツだった場合、ガマンして読み進める人は多くありませんので、Googleからすると「役立っていない」と判断される可能性があります。
いくら検索上位に入る対策を講じたとしても、読まれて役立たないコンテンツは安定して上位をキープすることは難しいくなります。
ぜひ、第三者に読んでもらい、詰まることなく最後まで読み進められるかどうか意見を求めましょう。
2.7: 独自の情報があるか確認
どこにでもある情報では、検索上位に入ってきません。
どこにでもある情報の中に、あなた独自の情報を取り入れることが大切です。
経験や体験からの情報。
お客様の導入事例と結果。
こういったことは、非常に独自性の強い情報となります。
活用していきましょう。
2.8: 競合の強さを探る
あなたのホームページの競合は、どれくらい強いでしょうか。
あなたが検索順位を上げたいと考えているキーワードで検索したとき、ライバルの順位は何番くらいでしょうか。
あなたよりも上位に表示されているのなら、ライバルの内容を見て、自分のコンテンツに足りていないことを探してください。
競合は何を発信しているのかを知ることは、検索順位を上げるために大切です。
2.9: コンテンツの文字数を増やす
文字数が順位を決める絶対条件ではありません。
しかし、しっかりと解説するなら、相応の文字数になってしまうのも事実です。
一般的には、1000~1200文字くらいを推奨していますが、SONIDOの経験から言いますと「2000~3000文字」を目指してもらいたいです。
ちなみにこのコンテンツは、おおよそ5000文字となっています。
2.10: 見出しタグを適切に使う
あなたがコンテンツを公開するとき、タイトルや見出しを適切に指定しているかチェックしておきましょう。
タイトルに関しては、ホームページ制作会社に訪ねるのが一番です。
見出しに関しては、ワードプレスならクラシックエディターの左上に指定するところがあります。
ここを適切に使うことを心掛けましょう。
使い方はホームページを制作されたところへ訪ねられても良いですし、聞きにくいなという場合には、SONIDOへ相談していただいてもOKです。
2.11: スマートフォン対応を忘れない
検索順位を上げるためには、スマートフォン対応は必須です。
Googleはスマートフォン対応を推奨していますし、スマートフォンとパソコンでは検索順位が異なります。
もしスマートフォン対応していないのなら、パソコンからの検索では上位に表示されるかもしれませんが、スマートフォンから検索された場合、全く出てこないということもあり得ます。
どちらでも上位に表示されるよう、スマートフォン対応は必須です。
3: まとめ
ホームページから集客するためには、今回お伝えした原因のチェックと、11の解決方法を試していくことが大切です。
と言いますのも、公開しているホームページの業種やターゲットによって心を動かすポイントが違っているため、分析と改善を行うことが必要だからです。
そこで今回の内容をひとつのルールとし、順に分析を進めてもらいたいと思います。
分析した結果、自分のところは上手になっていないと感じられた場合、あなたはチャンスを手にしています。
ぜひスピーディーに改善方法を試し、2週間くらい反応を見ておきましょう。
このような繰り返しこそ、ホームページを集客装置に育てる最大のポイントなのです。
今日からすぐにできることがほとんどです。
時間を作って分析と改善を行ってみてください。