自動販売機でどうしたら買ってもらえるのか?
ダイドードリンコが
どうやって自動販売機の缶コーヒーの売上を上げたのか
気になりませんか?
本でも紹介されているので
ご存じの方は多いかも知れませんが、
ホームページとの共通点もあるので
是非紹介したいと思います。
自動販売機で一番みられている箇所ってどこ??
WEBの世界ではよく「Z型パターン」とか「F型パターン」で
視線が動くといわれています。
スーパーやコンビニの棚でも「Z型パターン」は常識として捉えられていました。
なのでダイドードリンコも当初は
人の視点は左上に集まると思っていました。
なので、自動販売機の左上に缶コーヒーを持ってきました。
しかし、その常識はある調査によって覆る事になります。
結果は自動販売機の左下が最も見られていたのです。
分析結果を実行!
調査結果をもとにダイドードリンコは
缶コーヒーを左下に置くようにしました。
それは見事に大当たり。
売り上げが数十パーセントアップしました。
売上の要因がすべて配置だけではないですが
かなりの効果があったと思われます。
誰もが左上だと思っていたのが
左下だったのですね。
そして左下において
もっと目立つように工夫したのです。
誰もが常識と思っていたことは
本当は違うという事もあるんですね。
疑う事の重要さ
ホームページでもレイアウトって重要なんです。
左にサイドバーを置くと
PVは多くなるかも知れませんが
コンテンツをよく読んでもらえません。
なのでメニューやバナーは出来るだけ左に置いた方がいい。
これはWEB業界では常識だが
もしかしたら違うかもって疑う事もしなければいけません。
なので統計をとって解析するんです。
それをしなければ売れるホームページなんて作れません。
比較・検討・改善・実行をどんなビジネスでもやる必要があると
改めて勉強させてくれたダイドードリンコ様に感謝です。
人間は変化します。そして進化します。
なので昔の常識も変化します。
あなたは頑固になっていませんか?
常識にとらわれすぎていませんか?
少しだけ考え方を柔軟にするだけで
意外な方向性が見えるかも知れません。