集客どうしてできないの?ブログとホームページを使った集客の違いとは
「ネットを使って集客しよう!」
今では多くの人が考える方法です。
しかし、多くの人が考え、そして集客活動を始めても結果がついてこない。
こういった現実を仕事柄、見ることや聞くことが多いです。
では、どうしてこのような結果になってしまうのでしょうか?
その理由として考えられるのは、情報が沢山ありすぎて集客に効果のあるものの選び方を間違えてしまっている方が多いということ。
そこで今回はネットで集客しようと思ったとき、同じように見えるため間違えやすい「ブログ」と「ホームページ」の集客の違いをお伝えしたいと思います。
目次
1: 集客にはブログとホームページのどっちがおススメ?
ブログとホームページ。
どちらが集客にとっていいのでしょうか?
1.1: ブログとホームページの違い
この2つは、そもそも役割が違います。
ですから「どちらが良い」とは言えません。
特に現在、インターネットで重要なポジションとなっているGoogleの進化、スマホが登場してからのネットの活用方法は、従来の考え方だけでは対応できない状況になっています。
ですから、「どちらが」というよりは、「役割を知り両方活用する」という視点にたってもらいたいです。
それでは、それぞれの役割を簡単にお話します。
ブログの役割は次のようなことです。
- 見込み客から訪問して記事を呼んでもらう
- 見込み客を教育し、ニーズや課題に気づいてもらう
- 見込み客から信頼を得る
- 見込み客をホームページやセールスページへ誘導する
例えると、ウィンドウショッピングをしている人に、お店に興味を持ってもらい、一歩踏み出して店舗へ入ってもらう。
そして店舗の中をうろうろと歩いて見てもらい、商品を手にとって比較し、販売員と会話し、買いたい気持ちへ誘導する。
ここまでが「ブログ」の役割だと言えます。
ということは、ブログに必要なのは何か?
もうおわかりですね。
ブログに必要な内容(コンテンツとも呼びますが)とは
- 見込み客にとって役立つ良質なコンテンツ
これは教育やノウハウ系のコンテンツですね。
- ホームページ(セールスページ)へ誘導するリンク
これが無いと「見てるだけ」ばかりになります。
ホームページの役割とは、どんなことでしょうか?
先ほど「ブログ」のところでお話しましたが、ホームページとはセールスページでもあります。
ここで見込み客を顧客へ転換させる役割があります。
そのために、ホームページに必要なことは「売り込む」こと。
マーケティング視点でいうと「成果の獲得」や「コンバージョンの獲得」という役割になります。
このようにブログとホームページには、それぞれの役割があります。
そして役割をきちんと理解していると、訪問してくれた見込み客から問い合わせを生み出すことができるんですね。
1.2: これから始めるなら、どっちからつくったらいい?
では、どちらから始めるのがいいのでしょうか?
見込み客を集める「ブログ」だと思いますか?
実は「ブログ」から見込み客を集めても、商品やサービスの良さが伝わらないと売れません。
ブログのアクセスを増やし、広告収入を得るのなら「ブログ」だけでOKでしょう。
しかし、僕たちが成果を出したいのは、自分の商品やサービスが売れることのはずです。
趣味でやっているのではありませんから、経営者としては当然ですよね?
見込み客を集めることは重要ですから「ブログ」は始めないといけません。
しかし、ブログで集めた見込み客へアプローチできないと成果につながりません。
ですから、まず「ホームページ」から始めましょう。
そして「ホームページ」から始めることで、見込み客を絞り込むことができますし、戦略を練り、ブログからホームページへどのように誘導するのかということも明確になります。
見込み客から顧客へ、一貫した流れを作りやすくするためにも、ホームページから作ることにはメリットがあります。
2: ブログで集客するために必要なこととは
ブログとホームページ、どちらを先に作るのかについてお話しました。
次にあなたが興味を持たれるのは、ブログで集客するためには、どのようなことが必要なのかということでしょう。
大きく分けて4つの項目がありますので、一つひとつ見てきましょう。
2.1: ブログで集客するためには何が必要?
何といっても必要なのは、ブログそのものです。
無料のブログなら
- アメブロ
- FC2
- ライブドア
- はてな
- JUGEM
などが存在しています。
これらを使いたいのなら、それでも構いません。
しかし、SONIDOでは
- 見込み客を集める「ブログ」
- 成果を出す「ホームページ」
この両方を1つでできる「ワードプレス」というものをおすすめしています。
ワードプレスは初めての方でも簡単に扱えますし、Googleからも気に入られているものですので、わざわざ別のものを使って苦労する必要はないと思っています。
2.2: 集客できるブログの書き方とは
ブログというと「日記」。
こんなイメージの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、見込み客を集めるためのブログは「日記」ではなく「記事」だというイメージを持ってください。
では、日記と記事の違いは?というと
■日記→自分の思いや感じたことを書く→主観的な内容
■記事→誰に何を伝えるかを書く→客観的、専門的、教育的
簡単に言うと、日記は共感や親近感を持ってもらうもの。
記事は「役立つ情報」ということです。
ネットで検索して訪問してきた見込み客は「悩み」「問題」の解決策を探しています。
ということは、共感や親近感を得たいのではなく(将来的にはほしいかもしれませんが)、今すぐ解決できる方法を知りたいのです。
ブログから集客できる書き方とは、8:2の割合で
『8割記事、2割日記』
これくらいの配分で書いていくことが理想的です。
2.3: 柱になることをしっかり決めよう
先ほども少し触れましたが、ホームページを先に作る理由がここにあります。
ボヤッとしたまま、勢いだけでブログを始めると書いている内容に一貫性がなくなります。
一貫性の無いブログは「専門家」には見えません。
どちらかといって、趣味や片手間でやっている人に見られがちです。
あなたは「専門家」ではないと感じる人へ、お金を払って購入したいでしょうか?
そんなこと、ありませんよね?
「専門家」だと感じる人にお金を使いたいですよね?
ですから、先にホームページを作ることで
- 誰に
- 何を
- どう言うか
言い換えると
- ターゲットは誰か
- ターゲットがほしい情報は何か
- ターゲットへどう発信すれば喜ばれるか
このような自社の分析が出来ていることになります。
自社の分析が出来ていると、ターゲットが明確ですし、どんな情報をどのように発信していけば良いのかが見えてきます。
このように準備段階でしっかりと自社の分析を行うことで、ブログの内容とホームページのセールスに一貫性が出来上がり、より「プロフェッショナル」なイメージが伝わりやすくなります。
2.4: 何より簡単じゃないのはコレ!
さて、4つ目の話です。
実は、この4つ目が最も簡単ではないと言われています。
そして、僕も経験からその通りだと思います。
では、4つ目はどんなことかと言うと、、、
「継続すること」
ブログは「1度だけ記事を書いたら終わり」というものではありません。
見込み客を集めたいなら、見込み客の変化する欲求を見つけ、反応する記事を継続して書いていかないといけません。
多くのブログは、立ち上げた瞬間はテンションも高いので記事が書かれていますが、1ヶ月、2ヶ月、、、6ヶ月を迎えると頓挫しているところも多いです。
反対に考えると、みんなが続かないのですから、あなただけが続ければ勝てるということでもあります。
どう言い訳しても「継続ありき」ということは変わりません。
がんばって継続していきましょう。
3: やるなら注意!集客に弱いブログやホームページの特徴
SONIDOは「ワードプレス」という仕組みを使って、ブログとホームページを提供しています。
しかし、中には
- 格安
- 無料
というものを選ばれる方もいらっしゃることでしょう。
特に起業当初でしたら費用面から、このようなものを選ぶことになるのかもしれません。
僕の経験からお話すると、できれば「格安」「無料」というのは、集客を考えると避けてもらいたい。
でも、どうしてもということなら、次のポイントを注意して活用しましょう。
格安や無料ということには、それなりの理由があります。
どうして格安なのか、どうして無料なのか。
その理由の多くが、あらかじめ用意されたデザインの雛形に、あなたが用意した
- 画像(写真)
- 文章
をはめ込んで終了。
画像や文章は、あなたが用意したものをそのまま使うだけなので、ホームページやブログを作る人は、そんなに労力がかかりません。
そして、残念なことに、あなたが用意した画像や文章では、集客効果が期待できるのかどうかわかりませんよね?
それぞれ
- 画像にはプロのカメラマンやデザイナー
- 文章にはプロのセールスライター
という仕事があるくらいですから、何も知らない人が用意したもので集客がサクッとできるとは考えにくいです。
ですから、もし格安や無料を使うのなら「集客が効果的にできる」という期待は低めに持ちましょう。
- ただ、そこに、ブログとホームページがある。
- 自分の会社のブログとホームページがある。
これくらいのイメージでOKなら、格安や無料も使い道があると思います。
4: こっちを選んで!集客に強いブログやホームページの特徴
集客に強いブログやホームページの特徴をお話しましょう。
(1)自分で記事が投稿できる
ワードプレスのような「CMS」と呼ばれるものですと、自分で記事が投稿できますので、集客に強いブログやホームページになりやすいです。
また「CMS」は「SEO対策」という、ネットで集客するとき耳にする大事なことにも対応していますので便利に使えます。
(2)マーケティングを知っている
見込み客を集め、顧客へ転換し成約してもらうには、一連の流れを計画し作り出す必要があります。
そうです、マーケティングを知らないと、この流れを作り出すことができません。
ご自身でされる場合なら、マーケティングについて学んでください。
SONIDOのような外部の会社へ依頼されるのなら、依頼先がマーケティングを知っているかが重要です。
(3)選ばれる理由が明確
マーケティングにも関係しますが、膨大な量の情報から自分のブログやホームページを選んでもらう理由が必要です。
他と同じようなら、ネットでは簡単に比較され、価格の安い方へ流れやすくなります。
このように「比較」されたときに「選ばれる理由」が必要になってきます。
- 競合とどこが同じなのか
- 競合より劣っているところは
- 競合より勝っているところは
小さなことでもOKですから「自社を選ばせる理由」を見つけましょう。
もし、ご自身だけで見つけにくい場合は、外部のコンサルタントやマーケティングを理解している制作会社、ライターなどに相談すると経験から見つける手伝いをしてくれます。
5: まとめ
ネットで集客するには「ブログ」と「ホームページ」の両方を活用することになります。
そして、今回お話しましたそれぞれの「役割」を理解した上で、必要な情報(コンテンツ)を見込み客へ提供するようにしてください。
また、最後にお話しました「集客に強いブログとホームページの特徴」は、必ず抑えておいてほしい内容です。
ただ美しいだけのブログやホームページでは集客できません。
一貫性の無い文章や画像では素人の雰囲気が伝わり、集客できても成約へ進むことが難しくなります。
このような初歩的な部分で間違いを犯さないためにも、まずはホームページから作り、ターゲットを絞り込み、向かう方向性を定め、集客から成約までの戦略を立ててください。
一つひとつやっていくことで、すべて、誰にでも出来ることです。
特にあなたのビジネスについて、一番理解し知っているのはあなたです。
ぜひ、一歩ずつ進めることで、ブログから集客しホームページでレジを鳴らす仕組みを作りだしてください。