メルマガの件名で売上げダウン!?今すぐ使える開封率をアップして読んでもらえるコツ

メルマガを送っても読んでもらえるのは、ほんの一部。
そもそも開封してもらえることが、簡単ではありません。
でも、一部には開封率が40%、50%以上という人もいます。
開封した後、読んでくれているのが6割以上という人もいます。
この違いは、いったいどこにあるのでしょうか?
確かに僕も何件かメルマガを購読していますが、開封するものとしないものがあります。
自分でも、この違いには、あまり気づいていませんでした。
また、メルマガの件名の改善で売り上げが大きく上がったという報告も聞いています。
そこで、今回は自分が開封したもの、読み進めたものの経験を踏まえて、メルマガのキモである「件名」についてお話していきます。
1: なぜメルマガは件名が大事なのか

ブロガー翔
『メルマガ送っても、全然反応あらへんなぁ。
もしかして、ちゃんと届いてへんのとちゃうか?
・・・絶対そうや!そうに決まってる!間違いないわ!』

マーケター Kj
『その独り言は白日夢ですか?』

ブロガー翔
『ちがうっちゅうねん。
先月からメルマガ送ってるんやけど、誰も反応ないねん。
開封したかどうかチェックできるさかい、毎日送ったらチェックしてるんやけど、だぁ~れも開かへんねん。』

マーケター Kj
『わたしがイキなり部屋に居ることはスルーなんですね。』
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ブロガー翔
『あ~、慣れたさかいな。って、なんで勝手に冷蔵庫開けてんねん!』

マーケター Kj
『クラフトビールじゃないですか。それもドーハー。いただきました。』

ブロガー翔
『それは、おまえ・・・1本600円以上すんねんど。』

マーケター Kj
『で、メルマガですけど・・・』

ブロガー翔
『ビールパクッたことは無視か!』

マーケター Kj
『まぁまぁ、個人セミナー代だと思いましょう。
あなたのような、わかる人にしかできない「自己投資」ですよ。』

ブロガー翔
『なんや、うまいこと煽てて逃げやがったな・・・』

マーケター Kj
『で、メルマガですけど、ちゃんと届いてますよ。』

ブロガー翔
『なんでわかるんねん。証拠あるんか?』

マーケター Kj
『証拠はあります!
動かぬ証拠というやつです。
今、ここでお見せします。
それでは、私のスマホを見てください。
いいですか?グーグルのメールを開くと・・・
ほら!あなたからのメルマガがいっぱい届いていますから!』

ブロガー翔
『ちょっ、ちょっと、おまえ読者やったんか!?』

マーケター Kj
『そうですよ。密かに登録しておきました。』

ブロガー翔
『で、なんで一回も開かへんねん。』

マーケター Kj
『それはですね、メルマガの件名がどれも
「おもしろくない」
からです。
すいません。言い過ぎました。
別の言い方をしましょう。
「魅力的でない」
からです。』

ブロガー翔
『どっちも一緒じゃ!
けど、メルマガの件名に「おもしろ」「魅力」がいるんかいな?』

マーケター Kj
『メルマガは「件名」が命です。
もしかして、、、知らなかったんですか?
それじゃ、今日はメルマガの件名について話をします。』
メールマガジン。
略してメルマガですが、メールなので件名を見た瞬間に「あっ、読みたい」という感情を持ってもらわないといけません。
そのためには、送った先の人が「自分に関係がある」と思うような件名でないといけません。
人は自分に無関係なメールだと思った瞬間、開封しません。
削除される運命にあります。
セールスレターがゴミ箱へ落ちていくのと同じです。
PPC広告が無視されるのと同じです。
だからと言って、過剰に煽った件名なら良いかというと、そんなことはなく、一度は開封してもらえるかもしれませんが、煽りがわかると次からは開封してもらえません。
「あ~、また煽って」とスルーされるのがオチです。
あと、こんな件名もスルーされやすいですね。
件名からして「セールス来た!」という感じのもの。
よほどお気に入りのお店のメールでないと開封しませんね。
例えば、
- 神奈川県のホームページ制作会社「SONIDO」のメルマガ第40号
- 神奈川県のホームページ制作会社「SONIDO」からのお知らせ
- 神奈川県のホームページ制作会社「SONIDO」:入荷しました!
たぶん、僕のファンでない限りは開封しませんよね。
このように、メルマガは内容に到達する前の「件名」が重要です。
まず「読みたい」「メールの中身をみたい」と思ってもらえることが先決です。
これは、セールスレターやランディングページ、書籍のタイトルと同じだと考えて間違いありません。
2: 開封率の上がるメルマガ件名の共通点とは
では、良い件名に共通する点をお話します。
(1)読者に価値が伝わる件名
これは「役立つ」ことでもあります。
読者が知りたいこと、少しでも読者の役に立つことを件名に使うという方法です。
例えば、
「90日で集客できる方法」
非常にストレートでシンプルな件名です。
読者が知りたいこと、役立つことがパッと見ただけでわかります。
(2)具体的なことを伝える件名
ターゲットによって悩みや解決したい問題が違います。
でも、ターゲットを絞ってメルマガを送るなら、具体的な件名は開封率をアップしてくれます。
例えば、30代前半の独身男性サラリーマンなら
「夏の女子ウケNo.1!スッキリタイトシルエットのブランドスーツ」
ターゲットに合うと、件名の前半だけでクリックするでしょうね。
(3)今すぐを伝える件名
緊急性、希少性をアピールした件名も開封率がアップします。
数量限定、期間限定、価格限定、このメール限定などなど。
今すぐこのメールを開封しないと「損」する!
そんな感情を引き出す件名です。
例えば、
「10個限定!メルマガ読者限定で売り切れ続出の○○をプレゼント」
人の心理をついた件名です。
(4)目立つのも“あり”です
目立つと言っても、過剰な煽りは控えたいところです。
どちらかと言うと「ユニーク」な件名でしょうか。
ただ、この場合の開封率は、読者とあなたとの関係性が影響してきます。
まだ関係性が出来上がっていない場合、開封率は下がるでしょう。
反対に、ある程度の関係性が出来上がっていると、おもしろがって開封してくれます。
例えば、
「失敗しました」
「助けてください」
関係性が出来上がっていれば、クリックしてくれます。
3: メルマガ件名の作り方
どうやって開封率をアップするメルマガの件名を作るか。
まず注意することがあります。
それは、
- センスのいい言葉は使わない
- 糸井さんのように、ウマいこと言おうとしない
- 形容詞はできるだけ使わない
- 文学小説のような言葉を選ばない
- クリエイティブな発想はいらない
いかがでしょうか?
まず、この5つは覚えておいてほしいです。
それでは、メルマガ件名の作り方をお話します。
件名に必要なのは、
- 具体的な言葉
- イメージを表現する言葉
- パワーワード
この3つが基本です。
具体的な言葉は
- 名詞
- 動詞
- 数字
の3つが有効です。
使いやすい形容詞(美しい、おもてなし、など)は、できるだけ省く方向で。
イメージを表現する言葉とは
- 朝採れ
- ブラブラ歩く
- 颯爽と
など、言葉から頭の中にイメージを映し出すような表現です。
3つ目のパワーワードは、どんな時にも効果があります。
だから、今でも多くのスパムメールの件名は、パワーワードを使っているのでしょうね。
- お金
- モテる
- セックス
などなど。
だいたいパワーワードは、大きな声で言いにくい言葉です。
4: メルマガ件名のサンプル
それでは、メルマガ件名のサンプル(スワイプと言います)を少し紹介していきます。
いろいろなメルマガを取っていると、同じようなパターンの件名が見えてきます。
そして、同じようなパターンがあるということは、効果が出ている証拠です。
効果がないのに、同じようなパターンの件名は使わないですからね。
今回紹介しますサンプルの「○○」には、具体的な言葉やシーンを表現する言葉、パワーワードを入れてみてください。
- ○○の秘密とは?
- ○○の秘訣とは?
- ○○が無料になる方法とは
- ○○の対処法
- 効果的な○○の作り方
- ○○で成功する人のコツ
- あなたは○○と○○のどちらを選びますか?
- ずっと○○される人の5つの条件
- 女性が最初にチェックするのは○○です
- ○○のために改善する3つのポイント
読者数が多い人のメルマガを、興味がなくても登録しましょう。
そうすると開封率が高そうな(確実かどうかは不明ですが)件名がわかります。
見極め方は「同じようなパターン」になっている件名です。
5: まとめ
メルマガは、メールという形をとっていますが、普段使っている連絡するためのメールではありません。
どちらかと言って、ランディングページやセールスレターに近いと存在だと思います。
そして、この3つの共通点は、読み手に行動を起こしてもらうものだということです。
特にメルマガに関しては、クリックしてもらうという行動が始まりです。
これはセールスレターなら「封筒を開けてもらう」ことですし、ランディングページなら「PPC広告をクリックしてもらう」ということと同じ働きです。
こう考えると、メルマガをクリックしてもらうことは、至難の業であることがご理解いただけるでしょう。
セールスレターを入れた封筒。
PPC広告のバナー。
これらは、最初の行動を起こしてもらうために、セールスレターやランディングページを作るのと同じくらいの時間と労力を使っています。
そして数々のテストを行った結果、最後に「捨てられない」「クリックされる」ものが生き残り選ばれているのです。
同じようにメルマガの件名も、僕たちはメルマガの本文を書くのと同じくらいの時間と労力をかけることが必要でしょう。
そして自分のリストの特性を知るためにテストも必要です。
ある程度の確率でメルマガを開封してもらい、読んでもらえる「件名」は存在しています。
しかし、100%確実なものは、残念ながらありません。
今回の記事を参考にしていただき、後は自分のリストに対してテストを行いましょう。
コツをベースにしながらテストを行うことで、あなたのリストに強い、高い反応を得られるメルマガ件名が見つかることでしょう。
あなたとリストとの間に、今以上に濃い関係を築くために、今回ご紹介した内容がお役に立てれば幸いです。
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