ネット集客でビジネスを強化する方法とポイントとは
ネット集客でビジネスに勢いをつけたい。できればリアル店舗やリアル営業よりも、多くの集客を実現したい。
このように考えている経営者の方は多いものです。そこで今回は、ネット集客を得意としているSONIDOが、これまでの経験やテスト結果からわかった方法とポイントをお話していきます。
ちなみに、SONIDOは広告「ほぼ」無しの状態で、毎月集客できています。当然ですが、これには外から見ていてもわからない理由があります。あなたのビジネスにも、外から見てもわからない理由を作り上げ、ライバルから一歩抜け出していきましょう。
1: ビジネスで使えるネット集客方法
ビジネスで使えるネット集客の方法には次の7つがあります。
(1)自然検索
ホームページやオンラインショップを作り、そのまま何もせずに公開していると、運良くGoogleがあなたのサイトを登録してくれ、これもまた運良く、誰かが検索してくれたところ目に止まり訪問者が発生する。
こういうことが希に起こります。
しかし、実際はというと、本当に偶然の産物ですから、いつ・どこで・どのようなタイミングで起こるかは誰にもわかりません。
(2)SEO対策を施した自然検索
自然検索だけでは思ったように集客しづらい。そこで、自分たちの力で検索されやすく、検索結果の上位に表示され、よりクリックしてもらいやすくして訪問者を増やす。
こういう方法があります。いわゆる「SEO対策」を施したホームページやオンラインショップを作り、自然検索によって見つけてもらいやすくする方法です。
現在のネット集客では、大半の人が言葉だけは知っている方法です。そのため、中途半端なSEO対策をしている人も多いです。
SEO対策は2021年11月頃から、かなりハードルが高くなりました。分析と検証を繰り返し、検索者の意図を正しく読み取り、必要な情報を文章にまとめる必要が出てきています。
従来のように、キーワードがタイトルに入っていればOK。概要に入っていればOK。こんな対策だけでは評価されにくくなっています。
(3)ネット広告
お金を使って検索結果の上位に表示するネット広告。SNSのタイムラインに表示するネット広告。無関係なサイトへ表示されるネット広告。
こういった広告から集客する方法があります。ネット広告からの集客は、ホームページやオンラインショップを立ち上げたときには大変有効です。というのも、公開して間もない頃は、SEO対策をしていても評価が低いため検索結果の上位に表示されないから。
公開直後からネット集客を成功させたいのなら、ネット広告の利用は不可欠です。
(4)SNSの運用
夢を見ている人が多い、SNS運用からのネット集客。
目で見て楽しめる商品。めちゃくちゃかわいいタレントをイメージに使った企業。こういうことができるビジネスなら効果的です。
一方で、もっさりとした印象しかないビジネス、地味なビジネス、野郎がメインのビジネスでは、見栄えがイマイチなので効果は半減。
何かを売るという目的ではなく、知名度をアップするため。ブランディングするためのツールとして活用するのがおすすめです。
ネット集客の前段階として使いたい方法です。
(5)メールマガジン
メールマガジンからのネット集客もあります。ただし、メールマガジンから生み出す集客は、メルマガ登録という高いハードルを越えてもらってから生まれるもの。
価値観が近い人だけを集めたいビジネスには有効です。
(6)外部サイト
外部サイトで紹介されたことで、ネット集客が生まれることもあります。多くの場合は意図して何かをできるわけではありません。
あくまでも「紹介される」ことからはじまりますから、紹介する側も何らかの旨味がないとわざわざ取り上げてはくれません。
一般的には、権威性があったり、そこそこ集客できているサイトへ費用を払って紹介してもらうパターンになります(ステマになるケースもあります)。
視点を変えると、有料広告のひとつと言えますね。
(7)直接
名刺、商品タグ、チラシ。こういったところに掲載したURLから訪問を生み出す方法です。
今ならURLではなくQRコードから生み出すことが多いですね。
2: ネット集客で成果を出すためのポイントとは
ネット集客の方法はいくつかあります。しかし、次のポイントが適当だと、成果が出にくくなります。
(1)とにかくターゲット
どんな人を集客したいのか。決まっているでしょうか?
- 性別
- 年齢
- 収入
最低でも、この3つは決めておきましょう。
次に
- 職業のタイプ
- 地域
- 家族構成
こういった具体的な部分まで決めておくとベストです。
というのも、ターゲットが決まっていないと、どの集客方法を選べば良いのかわからなくなるからです。
例えば、65歳以上の男性で収入が年金だけという方をネット集客したいとすると、そもそも論ですがネットを使っているのかどうかという疑問が出てきます。
自分でネットを使っているのなら、SNSは使っていないでしょうから、検索や広告になります。ネットを使っていないのなら、本人向けではなく、本人の家族へ向けて集客を実施することになります。
(2)成果とは何か?
ネット集客で得たい成果ですが、ここで言う「成果」とは具体的にどんなことでしょう。
- 購入してもらう
- 問い合わせをしてもらう
- 資料請求をしてもらう
- セミナーへ参加してもらう
成果を明確に決めていないと、集客が上手くいっているのかどうか判断できません。判断できないということは、改善ポイントも見えてこないということです。
(3)ターゲットの意図を理解
ターゲットはどういった意図があって探しているのか。ここを理解する必要があります。そうしないと、適切な情報を提供できませんし、興味を引くキャッチコピーを作って広告を出すことができません。
例えば、「痩せたい」という言葉で検索する人には、どんな意図があるでしょうか。10個くらい考えてみてください。
(4)意図に合わせたコンテンツ提供
意図がわかってこそ、良質なコンテンツを作り提供できます。
いくら自分が満足のいくコンテンツを作っても、検索する人の意図から外れていれば成果を生み出すことはできません。
「なぜ、このキーワードで検索しているのか」
深く掘り下げていきましょう。
(5)ユーザー視点
意図を考えるとき。コンテンツを作成するとき。広告のクリエイティブを制作するとき。常にユーザー視点を忘れてはいけません。
油断すると、ついつい自分の好きな方向へと進んでしまいます。
(6)継続運用
どのようなネット集客方法を選んでも、すぐに成果が出てくるとは限りません。やはり経験から申し上げるなら、最低でも3ヶ月~6ヶ月は継続していただきたいところです。
特にSEO対策を施したコンテンツから自然検索によって集客したい場合は、1年くらいは継続する覚悟が必要です。
よくネット集客を自分でやったことのない人が言うように、「ちゃちゃっと2ヶ月くらいやったら集客できる」ということはありません。
3: 中小企業がやるべきネット集客
中小企業がこれからやるべきネット集客ですが、次の3つを組み合わせるのがおすすめです。
- (1)安定した成果を生み出すための方法・・・SEO対策を施した自然検索
- (2)スタート時点で成果を生み出すための方法・・・ネット広告
- (3)継続して成果を生み出すための方法・・・メールマガジン
ブランディングや知名度アップをしたい場合は、4つめの方法として「SNS運用」を検討しましょう。
4: まとめ
ネット集客は、これからのビジネスの成功に不可欠な方法だと思います。そのため、できるだけ早い段階で参入していただくことで、自社にノウハウが溜まっていきますから、将来の集客活動を楽にすることができます。
- いつかはやろう
- もう少し様子を見よう
こういう方もいらっしゃると思いますが、先延ばしするほどネット集客は厳しく、そして難しくなっていきます。
「やろうかどうしようか?」と迷ったら、「やる!」。
行動することで、新しい顧客を獲得できます。今回の内容を参考にして、実践してください。