「なんで?」という魔法の言葉とは?
小さい子供がよく使う言葉。「なんで??」の力とは?
なんでなんでといわれると、
場合によってはとても回答に困る事もあると思います。
うるさい!なんでなんでって・・・って思う事もあるでしょう。
しかしこの「なんで」という言葉は
あなた自身、あなたのビジネスの成長させるための魔法の言葉なんです。
なんであなたはそのビジネスがしたいのか?
なんであなたは行動を起こすのか?
なんであなたは働く必要があるのか?
なんでお客さんはあなたの商品を買うのか?
このようになんでという言葉のおかげで
あなたは本当の価値を提供できるようになるからです。
だからなんでという言葉を自分に使い
顧客に使ってください。
そして、本当の理由を手に入れてください。
理由を知る事はビジネスにおいてとても重要です。
もし起業して、あなたがお客さんの心理が分からなければ
何を問題にしているか分からない分けです。
本当の問題がなんなのか分かれば
その問題解決の為に新しい商品開発をすればいいし
既存のサービスを向上させる事が出来ていくのです。
時にはお客さんを怒らせる質問になるかも知れませんし
友人を困らせる質問になるかも知れません。
でも大事なんです。
聞く事は一番簡単で一番の理由が見つけられます。
まさに魔法の言葉です。
僕はよく聞いています。
なんでは一回ではありません。
人の深層心理はとても深い所にあるし
その答えは恥ずかしくて言えないかも知れません。
ダイエット商品を買う理由は?
例えば
太っている人がダイエットの商品を買う事は不思議ではありません。
痩せたいからです。
しかし、なぜ痩せたいのですか?
と聞くとどういう反応が返ってくるでしょう。
健康の為という人もいるでしょう。
なんで健康に気を使うの?と聞けば
その人は子供がいて子供の為に長生きをしたいからと
答えるかも知れません。
要するに、ダイエットをするのはいつまでも子供と一緒にいたいからという欲求で
ダイエットをするわけです。
これはあくまで一つの例でしかありませんが
このように、本当に痩せたい理由を聞く事は
ものすごい価値がある事なのです。
あなたがダイエット商材を扱っているとすれば
そのような人がいるわけです。
そうなると、ホームページやチラシで
痩せる事と子供と長く一緒にいれるという事を結び付けて
コピーを考えれば、ダイエットに関心がない人でも
もしかしたら、子供というキーワードでダイエットに興味を持つかも知れません。
なので本当の理由を聞くことはとても大事なのです。
マーケティングはセールスを楽にしてあげる為のものです。
究極はセールスを不要にすることです。
その一歩として、本当の理由を知る事が先決なのです。
お客様の浅い声を鵜呑みにしてはいけない
お客様の声のアンケートをとる事は大切です。
それは実績になるからという一つの手段だけではありません。
理由を聞くためでもあるからです。
しかし、こんなサービスがいいとか
こんな機能がほしいという声の本当の理由をきかずして
サービス改善をするのはサービスを悪化させるかも知れません。
あるトースターを売っている某企業の社長は
お客の声は聞かないといっていました。
そんな要望を聞いていると本当にお客さんが求めているものは
出来ないという事でした。
テレビのリモコンはとてもいい例ですよね。
全部使いこなせる人がいるでしょうか?
ほとんどの人がある一定のボタンしか使っていないでしょう。
お客さんの声をただ聞いてサービスに反映するのは
はっきりいってしてはいけません。
なぜ、そうしたいのかの理由をきちんと聞くことです。
その理由に対しての改善は是非するべきです。
お客さんが望むものよりももっと良い価値があるサービスが
出来れば売れます。
子供から学べる事ってたくさんあると思います。
なんでという魔法の言葉だったり
出来ない事を知らないだけで、いろいろな事が出来るようになるといったマインド。
大人になって頭が固くなってきたら発想もなかなかでてきません。
子供から学んでみるのもとても良いことだと思います。