兄の死。『自分を変えたい』と本気で思った。そして僕は変わった。自分を変える方法とは
色んな状況下で『自分を変えたい』と思うことがあるでしょう。
『自分を変えたい』と思うときは、マイナス感情がかなり大きくなっている状態だと思います。
心理学者でも哲学者でも医者でもない僕ですが、このマイナス感情とうまく付き合えるかがポイントになると考えます。
- 自分の将来が見えない
- なんか独りぼっちになったみたい
- 他の人が先をいっているような気分
- このままで幸せになれるのかな
- なんて子育てが下手なんだろう
- 独立したいが今の自分のままでは・・・
などなど。
マイナス感情は、生きていれば当たり前に出てくる感情です。そんなマイナス感情がだめだなんて思ってもいません。
マイナス感情があることで人は成長していくし、行動もしていきます。
ただ、そのまま時間が過ぎていくと、その感情はやがて大きくなり、最悪の場合、自分をこわしていくケースにつながりかねません。
『あまり深く悩まないで~』なんて人から言われるけれど、そんなことで悩まなくなるほど当人の悩みは浅いものではないでしょう。
今日の話は自分の過去体験記として、『自分は変われる』ということを『自分を変えたい』と思っている方に少しでも届けばと思い書いていきます。
目次
- 25歳の時『自分を変えたい』と真剣に思った
- 『自分を変える』行動ステップその1:自分の性格を知る
- 『自分を変える』行動ステップその2:性格からどうしたら行動できるかを考える
- 『自分を変える』行動ステップその3:『今の自分』と『変わった自分』を考えて、比較する
- 『自分を変える』行動ステップその4:『変わった自分』をみて、行動ステップと期限を決める
- 『自分を変える』行動ステップその5:性格から行動できるパターンで行動する
- 『自分を変える』行動ステップその6:自分をほめてあげましょう
- 『自分を変える』行動ステップその7:覚悟を決めよ!
- 『自分を変える』行動ステップその7:困難の壁を、努力・忍耐でぶっこわせ!もう変わってるよ。
- まとめ
25歳の時『自分を変えたい』と真剣に思った
僕が『自分を変えたい』と真剣に考えたときは、25歳。
兄が亡くなった時です。
3年前に兄の命日の為に作った動画です。僕の想いがつまった動画です。よければみてやってください。↓
24歳まで、学生時代のノリが忘れられず、定職にもつかず、その日暮らしをしていました。
よく親や今の自分の年代のおっさんによく言われた言葉。
『今のままではこの先、絶対後悔するぞ!真剣に働いて、もっと将来のことを考えろ』
そんな言葉が飛び交ってばかりいました。
まだまだ若かった僕は、『マジうるせ~!どっかいけ!じゃないとマジぶっ飛ばす』的なノリ。
しかし、心のどこかでは、変わんないとな~とは少しは思っていました。でも本気で変わろうとは全然していません。
そんなとき、僕の兄が他界しました。
絶望の毎日が続きました。
どのくらいでしょうか?自分を見失っていた時間はとても長いように感じました。
そして、徐々に自分を取り戻したときに思ったことがあります。
それは、親の悲しみと友人・知人の助けです。
自分よりどれだけ親は悲しんだでしょうか。
友人の助けがどれだけ救いになったでしょうか。
そう考えたときです。
『自分を変えたい』と本気で思い始めました。
大学までいかせてもらって、就職したのはいいけど、すぐ辞めて、定職にもつかず、毎日遊んでばかり。
気が付けば借金ばかり大きく・・・。
こんなんで本当にいいのか?
いや、いいわけないでしょ!!
兄の死後、『自分を変えたい』と本気で考え始めました。
『自分を変える』行動ステップその1:自分の性格を知る
当時、神奈川県に住んでいた僕は、『自分を変える』計画をたてていました。
工場勤務で生計を立てていた(実際には立っていない)僕がはじめに思った事は、神奈川から離れちゃおう計画でした。
まず自分を変えようと思ったら、真剣に自分と向き合わなければいけません。
そうでないといつまでたっても行動につながりません。
自分の性格を書き出すととても行動しやすくなります。
- チャレンジが好き
- 冒険家
- 有言実行がかっこいいと思っている
- 甘え上手
- 意外と努力家
- 夢もつとキラキラするタイプ
など思い当たるものを、書き出していきます。
上記は僕の性格の一部です。
ここで重要なのは、長所を書き出すということです。
なぜなら、行動に結び来やすいワードがそこにはあるからです。
もちろん、短所をたくさん書いてみてもいいでしょう。
そこから、なぜここがだめなのか?どうすればいいのか?
と考えていくのもいいですが、これは単純に僕には合わなかったというだけです。
『自分を変える』行動ステップその2:性格からどうしたら行動できるかを考える
僕の場合、有言実行がかっこいいと思っているタイプです。
なので、人に『自分を変えるために○○する』ことを伝えるのが1つの行動パターンです。
今でも、行動するときに使っています。
家族やパートナーに、『今年はこんなことをしたい。いやする』みたいに言うことで責任感も強いことから行動に結び付くのです。
自分を変えたいという思いだけでは、変われません。
行動して始めて変わっていくのです。
『自分を変える』行動ステップその3:『今の自分』と『変わった自分』を考えて、比較する
現状の自分をまず書き出してください。
例えば、当時の僕の例だと
定職にもつかず、将来お先まっくらで、お金がない現状。
手に職があり、好きな職種で定職につき、安定的なサラリーマン。親孝行ができるぐらい、人間力をあげる。
単純なことですが、書き出して比較すると、頭の中で想像できませんか。
僕には効果覿面でした。
『変わったらめっちゃ精神的余裕がでるな~』ってな感じで。
人によりますが、単細胞には覿面ですよ。
『自分を変える』行動ステップその4:『変わった自分』をみて、行動ステップと期限を決める
『変わった自分』をみて、行動ステップといつまでにそうなるかを決めましょう。
手に職があり、好きな職種で定職につき、安定的なサラリーマン。親孝行ができるぐらい、人間力をあげる。
- 手に職がなんなのか。
- 好きな職種とは。
- 親孝行とは。
変わった自分をみながら、具体的に掘り起こしていきます。
ここで、当時の知識ないなりに考えた結果・・・
※これお恥ずかしいですが、14年前の話です。
- 手に職=WEBデザインのスキル
- 好きな職種=アーティスト(芸術家)
- 親孝行=親の夢を聞いて叶える。親の死に目に会う。家庭をつくる。子供をみせる。
とこんな感じです。
書き出してみると、具体的に”何”からするのかが分かります。
WEBの勉強やら、芸術作品を作るなり、親孝行するためにまずは、定職につかなきゃとかですね。
そして、”いつまでに最初の行動をして、いつまでにそうなりたいのか”を決めます。
目標ですね。
いつかは・・・とかにすると行動できないので、
”1カ月後に行動(就活)して3年後には必ずなる”とかですね。
僕の場合は、緊急に『自分を変えたい』と思っていたので、明日友達にいって、28歳までに安定サラリーマン出世コースになるという目標をたてました。
こちらは、自分の力量や変わりたい内容によると思います。
いつまでに、どうなっているのかを明確にするだけで変化のスピードが違います。
出来れば大きな紙に書いて自分の部屋にでも飾っておきましょう。
当時の僕はそこまでしていませんが、そっちの方が効果的だと今は思います。
『自分を変える』行動ステップその5:性格から行動できるパターンで行動する
僕の場合は、人に言うことで行動できるのが分かっているので、人に言うことから始めます。
そして、後戻りできないぐらい大胆に言います。
決めた次の日に言いました。
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翌日・・・
『俺・・・大阪いくわ』
『は?なんで。』
『このまま、ここにいても将来なんも見えんし』
『別に大阪にいかんくても。どっかで就職すればいいじゃん』
『大阪一回住んでみたいし、実家にも近いし、マジ自分を追い詰めてやろうと思ってね。
絶対に手に職つけて帰ってくるわ!』
『絶対、やめとけって。無理無理無理。ま~いってもいいけど、多分すぐかえってくるでしょ(笑)』
ここで、神奈川からなぜ大阪なのか・・・疑問が浮かびます。
同じ環境で、自分を変えれないと単純に思ったからです。
はいそれだけです。
ある程度大胆に行動した方が、簡単に『自分は変えれる』ような気がします。
まず最初の一歩を踏み出すことがなんなのかを、自分の性格からひねっていきましょう。
『自分を変える』行動ステップその6:自分をほめてあげましょう
『最初の一歩踏み出した!俺って天才。もう素晴らしい。ハグしたるわ~
よくやった!!!本当によくやった!』
と、思いっきり自分をほめてあげてください。
誰もほめてくれないでしょうから。
でも、確実に『変化の一歩』が始まったのです。
だから精一杯ほめましょう!!
『自分を変える』行動ステップその7:覚悟を決めよ!
さ~最初の一歩を踏み出しました。
覚悟を決めるだけです。
大阪に移住するために、住まいだけ見つけ、車でレッツGO----
今考えると本当に無茶苦茶。
ただのアホでした。
覚悟を決める!これがどれだけ大変か。
人に言っても行動できなければ、自分を変えれません。
覚悟を決める!これができるかどうかが鍵です。
そこまでやった自分だから、きっとできるはず。覚悟を決めてやるのみ。
なるようになります!大丈夫。
これ僕の好きな言葉ですが、let it be精神で覚悟を決めてください。
何度も言いますが、望む結果は、覚悟を決めるだけで手に入るし、覚悟を決めなければ一生手にはいらないかも知れません。
自分を受け止めてください。
『自分を変える』行動ステップその7:困難の壁を、努力・忍耐でぶっこわせ!もう変わってるよ。
ここまでくれば、『変化』が出てきます。
逃げることさえもできない状況を僕は作り出したので、立ち向かうのに精いっぱい。
金なし、コネなし、ゼロスタートです。
よくあるフレーズですね。(笑)
神奈川にいたのなら、まだ逃げれたのかも知れませんが、逃げることまで考えてとった行動が”大阪という新天地でやる”という決断だったのです。
大阪に住んでしまえば、逃げも隠れも出来ません。
就活するしかありません。
『変わった自分』と向き合って困難に立ち向かっていけば、自然と自分は変われます。
まとめ
結果、変わることができました。
今では親や家族にたいする思いやりももてるようになりました。
また、仕事面ではサラリーマンから独立して起業家としてやっています。
もちろん、決して自分だけの力ではありません。
関わる全ての人があったからこそ、今の自分がいると思っています。
まだまだ成長段階で、変わっていきたいといつも思っております。
『自分を変えたい』と思っているあなたへ少しでも変化が現れたら幸いです。
PS
ようちゃん(兄)、25年間本当にありがとう。
これからもよろしくね!天国か地獄かしらんけど、いつも見てくれると嬉しいです!!