
2026年11月2日(月)|Web活用・お店の情報管理
Gmailは毎日開いているけれど、アカウントの設定画面を最後に見たのはいつだったか。そう聞かれると、少し思い出せない方もいるかもしれません。
以前使っていたスマートフォンや、一度試したまま使っていないアプリ。日々の仕事が忙しいと、こうした「つながり」は後回しになりがちです。
Googleは10月30日、Gmailの受信トレイにアクセスできる端末やアプリなどを見直すよう、公式ブログで呼びかけました。今日はこの案内から、お店の問い合わせ窓口で確かめたいことを紹介します。
Googleが案内したのは、端末・アプリ・再設定情報の確認
今回の案内では、Googleの「セキュリティ診断」を使い、ログインしている端末、使わなくなった外部アプリのアクセス権、アカウントの再設定情報を確認する、という3つの項目が紹介されています。新しい集客機能の発表ではなく、今使っているアカウントを点検しよう、という内容です。
発表日:2026年10月30日/SONIDO確認日:2026年11月2日。出典:Google公式ブログ:Gmailのアクセス状況を見直すための案内
お店のGmailには、どんなやり取りが届いていますか
たとえば工務店なら、リフォームの相談や現地調査の日程。美容室なら、予約前の質問やメニューの相談。石材店なら、お墓の相談や見積もりのやり取り。
こうした連絡をGmailで受けているなら、そのメールは仕事の大事な窓口です。ホームページを整えて問い合わせを増やすことと、届いた相談をきちんと受け取れるようにしておくことは、どちらも大切ですよね。
今回確認したいのは、新しいアプリを入れることではありません。今のお店の仕事に、どの端末やサービスがつながっているかを見直すことです。
まず、連携アプリの一覧を開いてみましょう
「アプリとのつながり」と言われても、どこを見ればよいか分かりにくいですよね。スマートフォンやパソコンのブラウザーで、Googleが案内している一覧を開くところから始めてみてください。
- 連携アプリの一覧を開く
Googleの「リンク済みアプリ」一覧を開き、仕事用アカウントでログインします。表示されるアカウントのアイコンやメールアドレスが、お店で使っているものか確認してください。 - アプリを1つ選び、詳細を見る
一覧からアプリを選びます。「Googleアカウントへのアクセス権」という種類の連携があれば、その項目の「詳細を表示」から、何を許可しているか確認します。画面の名称は利用環境で異なる場合があります。 - メールに関する許可があるか確かめる
メールの閲覧や送信などに関する許可があるのか、それ以外の情報への許可なのかを読みます。「Googleでログイン」と表示されているだけで、メールを読む権限があるとは限りません。 - 今の仕事で使っているかを確認する
アプリの名前と許可内容を、お店の担当者や設定を依頼した会社に確認します。不要だと確認できたアクセス権は、その詳細画面で「アクセス権を削除」を選び、表示される確認内容を読んでから確定します。分からないものは、確認がつくまで保留にしましょう。
一覧に知らない名前があったら、「どこが提供しているサービスか」「何の情報へのアクセスを許可しているか」を控えておくと、担当者に聞きやすくなります。パスワードや確認コードを相手に渡す必要はありません。
残すか、解除するか迷ったら
| 今の状態 | まずすること |
|---|---|
| 予約受付やメールなど、今の業務で使っている | どの仕事で使うかを確かめて、必要な連携は残す。 |
| 以前使ったが、今は使っていないと確認できた | 表示された連携の種類と許可内容を確かめ、不要なアクセス権を削除する。 |
| 名前や用途が分からない | 名前・提供元・許可内容を控え、担当者や設定した会社、必要に応じてサービスの公式窓口に確認する。 |
アプリの権限を削除すると、一部の機能が使えなくなることがあります。また、Googleでのログインを停止する操作と、Googleのデータへのアクセス権を削除する操作は別です。不要な連携を整理する前に、今の予約受付やメールの仕事に影響がないか確認しましょう。
詳しい画面の案内は、Google公式ヘルプ「Googleアカウントと他のデベロッパーのアプリとのリンクを管理する」で確認できます。
端末と再設定情報は、この画面で確認できます
古いスマホやパソコンが残っていないか
Googleアカウントを開き、「セキュリティとログイン」→「お使いのデバイス」→「すべてのデバイスを管理」へ進みます。端末を選ぶと詳細を確認できます。
すでに手放した端末などが残っていたら、該当する端末からログアウトします。同じ端末で複数の表示が出ることもあるので、数が多いだけで不正アクセスと決めつけず、内容を見て判断してください。参考:端末確認の公式手順
再設定用の電話番号・メールアドレスが今も使えるか
Googleアカウントの「セキュリティとログイン」から「Googleにログインする方法」を開き、再設定用の電話番号やメールアドレスを確認します。昔の電話番号や使えないメールアドレスのままなら、公式の案内に沿って更新してください。
会社で管理しているGoogle Workspaceなどのアカウントでは、設定や対応が異なる場合があります。自分で変更できないときは、管理担当者に確認しましょう。参考:復元オプションの公式案内
ホームページの先にある、問い合わせ窓口も整える
ホームページの文章や写真は、お客様の目に触れるので、見直すきっかけがあります。一方、メールの連携や端末の設定は、困ったことが起きるまで開かないまま、ということもあると思います。
今日のニュースをきっかけに、まずは仕事用Gmailの設定を一度開いてみてはいかがでしょうか。使っているサービスが分かれば、その後に担当者が変わったときや、新しいツールを試すときも確認しやすくなります。
集客の入口を作ることも、届いた相談にきちんと向き合える環境を整えることも、お店のWeb活用の一部です。SONIDOでは、こうした日々の仕事につながる情報も紹介していきます。
今回の記事はGoogleの公式案内を紹介し、お店での確認方法を考えたものです。SONIDOがお客様のアカウントを点検した結果や、独自にツールを検証した報告ではありません。
対象はGmailを利用するGoogleアカウントです。設定項目や変更できる範囲は、アカウント・地域・端末や管理者の設定によって異なります。Google Workspaceなど会社で管理している場合は、管理担当者の案内に従ってください。
